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7/04/2024

【短信】ちょこっと府中(2024年5月後半~6月)

50周年のこの年にこそ届けたい。
月刊「府中教会ニュース」の2ページからはみ出た日々の出来事をちょこっとずつ。
月一ペースぐらいでお送りします!
(と言いつつ、またもや2ヵ月空いてしまいました。)

府中教会50年のこれまでとこれからをつなぐ、メドレーリレーの一区間をお届けできたらうれしいです。

(キャプション・写真:佐藤)


<2024年>

雨に輝く府中教会の紫陽花(6月19日撮影)


5月19日 青年の日

青梅練成道場で草刈りなどの清掃奉仕と野球大会を行いました。
詳細は府中教会ニュース/青年部Info6月号をご覧ください。

画像をタッチするとファイルが開きます↓




5月26日 ザ・ティーズ(鼓笛・バトン)練習

バンド活動をしている壮年さんに教えてもらい、ドラムに挑戦中!
電子ドラムは指導する壮年さん提供




6月16日 少年部どうしんデザイン

東京教区主催の少年部オンライン教育に参加しました。



↓記事はこちらから



6月28日 よつば会主催 茶話会

府中郷土の森の「あじさいまつり」で紫陽花観賞会をしましょう!
と企画し、お仲間の皆さまを誘い合いましたが、当日は雨。
長年の信仰で培った臨機応変のおもてなし力を発揮し、急きょ教会での「茶話会」に変更しました。
教会の紫陽花は見頃を終えていましたが、参加された皆さんのおしゃべりは満開。
ゆったりとした時間を過ごすことができました。

雨もなんのその、元気にカンパーイ!

\笑顔も満開/

教会のお庭から摘んだ名残の紫陽花




<おまけ>
府中教会ホームページの人気連載「戦う理学療法士☆マサシ」でおなじみの長田雅嗣さんが、理学療法士として派遣された離島での様子をnoteに公開しています。
ぜひ応援フォローよろしくお願いします。
「読んでもらえると励みになります」byマサシ

こちらの画像をタッチすると6月26日更新のnote記事にリンク↓


5/13/2024

戦う理学療法士☆マサシ【離島編】──決意を動画で!

 昨年3月に、惜しまれつつ最終話を迎えた「戦う理学療法士☆マサシ」。

【離島編】として再スタートしました!

▼詳しくはこちら

府中教会ニュース4月号<WEB版>

添付のPDFファイルを開いて、2ページめの記事をどうぞ!


今回は、青ヶ島へ向かう前に、府中教会へお参りに来たマサシの決意を、動画にてお届けします。



「ありがとう∞感謝の木」に向かい合うマサシ

今年春に行われた東京教区の大練フォトギャラリー
に見入るマサシ
「大練はよかった!」と自身の学生時代をふりかえる


府中教会青年部の仲間たちと教えを学び合ったことを糧に、自身の仕事に向き合い、さらなる人生の飛躍へと、マサシは行く!

これからの「戦う理学療法士☆マサシ」に乞うご期待。




3/31/2023

戦う理学療法士☆マサシ(最終話)


 帰宅して直ぐに廊下の隅々を入念にチェックし、キッチンのシンク下の戸棚を恐る恐る開けるマサシ。
  マンションの管理会社と建築業者が調査に訪れ、「奴ら」の侵入ルートである穴や隙間が見つかった後、それら全てを塞いでもらったあの日から一週間が過ぎようとしていた。
 
 それ以降、「奴ら」の姿を目にした事はない。しかし、長い戦いの中で習慣となっていたこの点検は今でも無意識に行っているのだ。
 習慣といえば、「奴ら」のおかげで身に付いた事がもう一つある。それは、毎日必ず掃除機 をかけるようになった事だ。これはいい習慣が身に付いたものだ、とマサシは思った。 


家族への感謝と気付き


 振り返れば、実家にいた頃は虫の心配などとは無縁で、掃除はいつも母がやってくれてい た。それだけではない。いつも洗濯済みの綺麗な服があり、仕事から帰ったら食事が用意され ていた。これまで、両親や家族にどれだけ支えられていたのだろう。マサシは思いを巡らせ、 家族への感謝の気持ちでいっぱいになった。 
 
 一人暮らしを始めたのは自立した大人になる事が目標の一つだった。理学療法士として生計 を立て、毎日自炊をし、洗濯も掃除もきちんとする。自分にできる事を一つでも増やしていきたかった。家事の大変さを初めて知った。同時に家を整える事の大切さにも気付けた。 
 
 一人暮らしを始めてからの様々な出来事が、自分のレベルを上げてくれたように感じ、自信に繋がった。何だか視野が広がったような気もする。


理学療法士として




 理学療法士として日々患者さんと関わる中で、どうすればこの方がより良い暮らしができる ようになるだろう、自分には何ができるのだろう、そんな事を考えながら仕事をするようにな っていた。 
 
 去年の自分よりも成長していたい!今そう思えるのは、両親や家族が支えてくれていたか ら、そして府中教会の皆さんに育てて頂いたから! 
 今日もマサシは、明るい笑顔で患者さんに語りかける。


──────────────────────
あとがき

 府中教会青年部の中心的存在であり、ムードメーカーのマサシ。
「明るく元気な優しい青年」。マサシと出会った時に私はそんな印象を抱いた。
 理学療法士になるため、努力を重ね、困難な時も仏さまの教えに沿い、サンガと共に歩んできたマサシの姿が思い出される。
 今回、この連載記事を書かせて頂いたお陰さまで、社会人となり、自立した今も、府中教会で学んだ多くの事を日常で活かしながら前進し続けるリアルなマサシの姿を見る事ができた。
 人さまのお役に立ちたい。今自分にできる事は何だろう。そんな思いで仕事に取り組む理学療法士としてのマサシがそこにいた。

青年部長 吉沼啓二朗

1/24/2023

戦う理学療法士☆マサシ(第3話)

府中教会の人気者、マサシさんの理学療法士としての日々を追う連載記事です。

応援よろしくお願いします。

第2話はこちら


「プルルル…プルルル…」マサシの耳元で電話のコール音が鳴る。

 先日のふちゅーむで『蠢く奴ら』との戦いを打ち明け、仲間から応援とアドバイスを受けたマサシは部屋の管理会社へ電話をかけることにした。

 

 管理会社にはこれまでも何度か話をしていたのだが、解決には至っていなかった。自費で害虫駆除の業者に来てもらったり、管理会社の提案通り殺虫剤を使用してみたりしたが、一向に効果はなく半ば諦めかけていた。しかし、それでも再び管理会社にかけあってみることにしたのは、仲間との語り合いで勇気を得て、「もう一度誠心誠意相談してみよう!」そう思えたからである。

 

 担当者が電話口にでると、マサシはこれまでの経緯をもう一度丁寧に伝え、自分にできることは全て試してみたが、『奴ら』がいなくなる気配がない事、精神的にも辛い日々が続いているという現状をありのままに真剣に相談してみた。

 すると、担当者の対応はこれまでとは少し違っていた。マサシの切実な訴えが担当者の心を動かしたのか、ようやく管理会社が重い腰を上げ、調査に来てくれることになったのである。





 数日後、管理会社の担当者が建築業者らしき人物を連れてマサシの部屋へやってきた。早速マサシは『奴ら』が頻繁に出没するキッチンや洗面所へと案内し、調査を依頼した。

 壁や巾木、床の一部が次々と剥がされていく。次の瞬間、マサシは目を丸くした。そこに現れたのはいくつもの大きな穴であった。覗き込むと床下が丸見えだ。


『奴ら』の侵入ルートが判明したのである。

 管理会社の担当者と業者が何やら相談している。「これでようやく『奴ら』から解放されるかもしれない」

 マサシの心に一筋の希望の光が差し込んだ…



続きは第4話へ。

負けるなマサシ、戦え理学療法士マサシ

(つづく)

11/27/2022

戦う理学療法士☆マサシ(第2話)

府中教会の人気者、マサシさんの理学療法士としての日々を追う新連載がスタート。
応援よろしくお願いします。





第2話「蠢く奴ら」


「うわっ」
 マサシは思わず声を上げた。
 
 引っ越したばかりのキッチンで荷物の整理をしていた時の事だ。黒い粉のような物が落ちている、と気になり近くに寄ってみると、その黒い粉のような物がモゾモゾと動いているではないか!!虫だ!それも大量に!

 新築物件の綺麗でおしゃれな内装とは似つかわしくない光景にマサシは困惑しながらも慌てて虫の大群を掃除機で吸いとった。どこから入ってきたのか、などと考えながら整理を終え眠りについた。

 次の日、仕事を終え夢の城へと帰宅したマサシは愕然とした。昨日と同じ場所にまた奴らがいたのだ!それどころか、よくよく見渡すと玄関や廊下の至る所に奴らが蠢いているではないか!パニックになったマサシは『害虫駆除』とスマホで検索し、業者にきてもらった。高くついたが大事な城を守りたかったのだ…

 数日後、慣れた手つきで掃除機をかけているマサシ。
 
 そう、奴らが再び現れていた。疲れきったマサシは『ふちゅーむ』で奴らの事を話した。青年部の仲間は驚きながらもマサシの奮闘を讃え、今後の対策を真剣に一緒に考えてくれた。

 一人じゃない。マサシはそう強く感じ、仲間の存在が心強く、とても温かく感じた。

 仲間との語り合いで勇気を得たマサシはある決断をした!

続きは第3話へ。
負けるなマサシ、戦え理学療法士マサシ
(つづく)

10/13/2022

戦う理学療法士☆マサシ(第1話)

府中教会の人気者、マサシさんの理学療法士としての日々を追う新連載がスタート。
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第1話「一人暮らしはじめました」

 理学療法士は、理学療法を用いて身体に障害のある方に対して基本的動作能力(寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなど)の回復を図る仕事だ。

 マサシは理学療法士として病院で働き3年目。
 新型コロナウイルスの感染拡大のなか、社会人になった。

(▼そのエピソードは佼成新聞デジタル版の記事参照)

佼成新聞デジタル

患者さんの精神的なサポートを
府中教会青年男子部副部長(24歳・男性)

 秋晴れの休日、マサシは教会道場へ行った。子どもの頃に可愛がってくれた大好きな祖父の祥月命日にお参りするためだ。

 祖父に似た患者さんを担当することがあり、優しかった祖父を思い出している。



<おじいちゃんを家族のいるご自宅に帰してあげたい>
そう願いながら、真心こめて患者さん回復のために仕事をする日々。なかにはクレーマーのようなご家族や患者さんもいる。そういった方々の気持ちを汲み、丁寧にお話をして信頼関係を築くことを大事にしたいと意気込む。

 マサシは自立した頼れる男になりたいと、この秋から一人暮らしを始めた。アパートは自活した体験を積み重ねるための城だ。

 その城で、事件は起きた。

続きは第2話へ。
負けるなマサシ、戦え☆理学療法士マサシ!

(つづく)