10/24/2025

【短信】ちょこっと府中★秋味篇

 


秋に収穫される柿や栗も、渋(しぶ)やイガを嫌っていては糧(かて)になりませんが、豊かな実りとして受け入れ、手をかけることでおいしくいただけます。それと同じで、苦(にが)い思いも「収穫」して心の糧に変え、冬に向かうエネルギーにすることも、その時期にしか得られない大きな実りといえるでしょう。

令和7年9月会長法話「人生の秋から冬への備え」より

立正佼成会 会長法話はこちら



府中教会ホームページは2022年11月に開設し、この秋で丸3年となります。

こちらにお立ち寄りくださる皆様のおかげさまで続いております。ありがとうございます。


開設当初の目的の一つは、府中教会50周年に向けての取り組みの様子を投稿し、コロナ禍で出会いの機会が少ない皆様にも元気をお届けしたい! という願いからでした。

そして51周年の今年も、活き活きとつながり続ける府中教会の皆様の元気をさらにお届けすべく、ゆるりと続けております。


さて、ゆるゆると月刊からほぼ季刊となっている「短信★ちょこっと府中」秋味篇、柿の収穫の様子と共にお楽しみください。


今年の収穫の前に、昨年のふりかえり。

昨年、2024年9月23日の柿の木

昨年の秋は、ほとんど実がつかず、数少ない実はすぐ野鳥の餌に。

柿は隔年で実をつけるそうです。豊年の翌年は木が体力を回復させ、次の豊年に備える期間となります。昨年は備えの年だったということで…今年は。


まずは、春先の様子から。


今年、2025年3月9日
左が柿の木、右は蜜柑の木
蓮の泥の入れ替えのため、古い泥を柿の木のそばに埋めました。
この土はコンポストを設置して堆肥をつくっていた時期があります。


2025年5月11日
ひっそりと咲く柿の花



2025年7月23日
ふくらむ柿の実


ここからは、夏の名残りから秋へ向かう府中教会の様子です。

◆8月24日 ドリームギフトお手紙書き&お楽しみ会

府中の子どもたちがガザ地区の子どもたちへ思いをお寄せてお手紙を書き、よつば会(先輩幹部さん)のみなさんが作ってくださったカレーライスを感謝でいただきました。



ジャガイモは型くずれを防ぐために別茹でして加えます。



茹で上がった熱々の皮むき


はい、出来上がり!


並んでよそってもらいます。














食べ終わったら、お楽しみのスーパーボールすくい


ポイの紙は、すぐに破れないように2枚重ねに。
やさしい仕掛け。

ほかにも、輪投げや野外での水遊びを楽しみました。




◆9月4日 消防・避難訓練
府中消防署分梅出張所の消防士の皆様にお越しいただき、講習を行いました。

まずは避難訓練の後、駐車場での消火訓練。



屋内では、人形を使ってのAED(自動体外式除細動器)講習。
救命活動をする人、救急車を呼ぶ人に担当を分けます。

AEDのパッドを貼るシートの粘着力は強力。万一、AEDが必要な方が胸毛が濃かった場合、一度シートを貼ってはがして除毛をしてから、新たに替えのシートを貼ったほうが通電しやすいという裏技を教えていただきました。
消防士さんの朗らかなトークに少しリラックスしながらも、訓練は真剣に行ないました。


◆10月3日 万灯組み立て
 13日の日蓮聖人遠忌までご安置しました。

19日のお会式・一乗まつりに向けて、お磨きした纏もご安置しました。


◆10月17日 柿の収穫&干し柿づくり












甘くなーれ!
柿の渋も糧に、苦い思いも「収穫」して心の糧に変え、冬に向かうエネルギーにしてまいりたいと思います。