このたび、府中教会では、立正佼成会が実施する「一食を捧げる運動」からの支援金を、NPO法人あすみ会が運営する放課後等デイサービス「オンリーワン」へ贈呈しました。この支援が、障害を持つ児童とその家族の生活向上に少しでも役立つことを願っています。
「オンリーワン」の活動概要
「オンリーワン」は、障害を持つ児童が安心して過ごせる居場所を提供し、自立支援や社会性の向上を目指した取り組みを行っています。以下に、主な活動内容をご紹介します。
1. コミュニケーション支援
「オンリーワン」では、これらの課題に対処するために、以下の方法でコミュニケーション能力の向上をサポートしています。
- 絵カードを用いたコミュニケーション: 絵やイラストを使って、子どもたちが自分の意思を伝えやすくする取り組み。
- 基本的な会話練習: 日常生活で必要なフレーズや言葉の使い方を指導。
2. 自立に向けた基本スキルの習得
将来的な自立を見据えて、「オンリーワン」では日常生活に必要な基本的スキルを身につけるサポートを行っています。
- お手伝いの実践: オンリーワンで過ごす時間の間にただ遊ぶだけでなく、お手伝を任せることで、責任感や達成感を育んでいます。
- 社会性の訓練: スーパーやコンビニに行ってお買い物をしたり、電車などの公共交通機関を使用しての公園や博物館への移動など集団での活動を通じて、他者と協力する力を養います。
支援金の活用と期待
終わりに
障害を持つ児童とその保護者が直面する課題は、決して簡単なものではありません。しかし、「オンリーワン」のような施設や地域社会の支援があれば、彼らの可能性は大きく広がります。
立正佼成会の「一食を捧げる運動」を通じた今回の支援が、子どもたちとその家族にとって明るい未来を創り出す一助となることを願っています。今後も、共に歩み続けましょう。