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10/24/2025

【短信】ちょこっと府中★秋味篇

 


秋に収穫される柿や栗も、渋(しぶ)やイガを嫌っていては糧(かて)になりませんが、豊かな実りとして受け入れ、手をかけることでおいしくいただけます。それと同じで、苦(にが)い思いも「収穫」して心の糧に変え、冬に向かうエネルギーにすることも、その時期にしか得られない大きな実りといえるでしょう。

令和7年9月会長法話「人生の秋から冬への備え」より

立正佼成会 会長法話はこちら



府中教会ホームページは2022年11月に開設し、この秋で丸3年となります。

こちらにお立ち寄りくださる皆様のおかげさまで続いております。ありがとうございます。


開設当初の目的の一つは、府中教会50周年に向けての取り組みの様子を投稿し、コロナ禍で出会いの機会が少ない皆様にも元気をお届けしたい! という願いからでした。

そして51周年の今年も、活き活きとつながり続ける府中教会の皆様の元気をさらにお届けすべく、ゆるりと続けております。


さて、ゆるゆると月刊からほぼ季刊となっている「短信★ちょこっと府中」秋味篇、柿の収穫の様子と共にお楽しみください。


今年の収穫の前に、昨年のふりかえり。

昨年、2024年9月23日の柿の木

昨年の秋は、ほとんど実がつかず、数少ない実はすぐ野鳥の餌に。

柿は隔年で実をつけるそうです。豊年の翌年は木が体力を回復させ、次の豊年に備える期間となります。昨年は備えの年だったということで…今年は。


まずは、春先の様子から。


今年、2025年3月9日
左が柿の木、右は蜜柑の木
蓮の泥の入れ替えのため、古い泥を柿の木のそばに埋めました。
この土はコンポストを設置して堆肥をつくっていた時期があります。


2025年5月11日
ひっそりと咲く柿の花



2025年7月23日
ふくらむ柿の実


ここからは、夏の名残りから秋へ向かう府中教会の様子です。

◆8月24日 ドリームギフトお手紙書き&お楽しみ会

府中の子どもたちがガザ地区の子どもたちへ思いをお寄せてお手紙を書き、よつば会(先輩幹部さん)のみなさんが作ってくださったカレーライスを感謝でいただきました。



ジャガイモは型くずれを防ぐために別茹でして加えます。



茹で上がった熱々の皮むき


はい、出来上がり!


並んでよそってもらいます。














食べ終わったら、お楽しみのスーパーボールすくい


ポイの紙は、すぐに破れないように2枚重ねに。
やさしい仕掛け。

ほかにも、輪投げや野外での水遊びを楽しみました。




◆9月4日 消防・避難訓練
府中消防署分梅出張所の消防士の皆様にお越しいただき、講習を行いました。

まずは避難訓練の後、駐車場での消火訓練。



屋内では、人形を使ってのAED(自動体外式除細動器)講習。
救命活動をする人、救急車を呼ぶ人に担当を分けます。

AEDのパッドを貼るシートの粘着力は強力。万一、AEDが必要な方が胸毛が濃かった場合、一度シートを貼ってはがして除毛をしてから、新たに替えのシートを貼ったほうが通電しやすいという裏技を教えていただきました。
消防士さんの朗らかなトークに少しリラックスしながらも、訓練は真剣に行ないました。


◆10月3日 万灯組み立て
 13日の日蓮聖人遠忌までご安置しました。

19日のお会式・一乗まつりに向けて、お磨きした纏もご安置しました。


◆10月17日 柿の収穫&干し柿づくり












甘くなーれ!
柿の渋も糧に、苦い思いも「収穫」して心の糧に変え、冬に向かうエネルギーにしてまいりたいと思います。

3/07/2025

天災は忘れた頃にやってくる


れた頃にやってくる

お馴染みの名文句は、夏目漱石の小説『三四郎』に登場する科学者のモデルとしても有名な寺田寅彦の発案とされています。

1923(大正12)年の関東大震災を44歳の時に体験し、それに基づき、地震・津波・火災・噴火に関する先駆的な論考を残し、平時における備えと災害教育の重要性を説く物理学者の寺田。自然と人間の行動に関するユニークなエッセイを数多く執筆しています。

随筆集『ピタゴラスと豆』(寺田寅彦/角川文庫)には「震災日記」が収録。
巻末の地球科学者鎌田浩毅による解説にこうあります。

 関東大震災を経験した寺田の議論はいまだに有効で、2011年から「大地変動の時代」に入った現在の日本列島を考えるためにも非常に役に立つ。我が国では首都圏を始めとする大都市に人とシステムが集中し、その勢いは1923年の関東大震災後はおろか、2011年の東日本大震災の後も留まることを知らない。


首都圏の混乱によって、東北の災害対応が遅れたことは、私自身、職場にて被災地の後方支援をしているなかで、痛恨の極みとして今でも忘れがたい負の思いです。

地球科学者の鎌田氏は、寺田寅彦の言葉を借り、私たちに重い言葉を投げかけます。

 

 90年以上も前の寺田は、関東大震災の直後から「災害を大きくしたのは人間」という卓見を表明した。すなわち、もともと自然界に蓄積されたエネルギーには良いも悪もなく、そのエネルギーを災害として増幅させてしまうかは、人間の所為によると喝破した。ちなみに、彼は『天災と国防』というエッセイで「災害を大きくするのは文明人そのもの」と記している。


 阪神・淡路大震災から30年の節目であり、能登半島地震から一年に当たる今年の1月に出された『避災と共災のすすめ──人間復興の災害学』(永野 海/帝京大学出版会)では、自然はときに圧倒的エネルギーを見せつけ、人命を奪い、住まいや生活を破壊することに打ちのめされつつも、希望を失いません。
 自然災害と闘うのではなく、うまくかわしながら命や生活を守る必要があるとし、災害を避ける「避災」と、災害を受け入れ、理解することから始めなければならないとする「共災」を説いています。

 本書で感銘を受けた言葉が「被災者支援は明るく、楽しく、しつこく」です。

 よいことを真心こめてくりかえす。楽しくなるまでくりかえす。
 本会が大事にしているこのフレーズと似ています。

 『佼成』3月号の会長法話は「天地自然のおかげさま」。
 天地自然の摂理(真理)をかみしめ感謝がわき上がると、仮に困難のなかでさえ「おかげさま」に気づいて幸せが得られる──心が救われると、会長先生はご指導くださいます。

「おかげさま」をみなさんとともに
伝え、広めること。

 ホームページをご覧くださっているみなさまの「おかげさま」を、ぜひお寄せください。
 「おかげさま」が集まるところがオアシスとなります。
 そこが苗代となって人が育まれることを、みなさまの日々のあたたかい触れ合いのご様子から確信しています。

────────────────
Info 参考図書

『ピタゴラスと豆』(寺田寅彦/角川文庫)
『避災と共災のすすめ──人間復興の災害学』(永野 海/帝京大学出版会)

1/06/2025

府中教会ニュース 新年1月号

新年、おめでとうございます。
令和7年もよろしくお願いいたします。

府中教会は、1月7日御親教より参拝いただけます。

右・教団方針(令和6年~7年)
左・令和7年 府中教会スローガン


みなさんはどのようなお正月を過ごされましたでしょうか。

私(佐藤)は、郡山の実家に帰省して、この数年の課題に一つ取り組みました。
それは、80歳になる父にエンディングノートを書くことを勧めることです。
3年前の母の急死に伴い、祖父の代からの懸案だった相続の大変さを痛感しているからです。

弟に同席してもらい、父に確認しながらエンディングノートに私が記入していくスタイルをとりましたが・・・
介護や葬儀の希望についての項目に差し掛かると、父が「なんだか、おれ死ぬみたいだなぁ」と苦笑い。

父の心情を汲んでいるつもりが、ついノートの空白を埋めることが目的になってしまい、事務的なやりとりになっていたと反省しました。

父が配偶者を失った悲しみを抱えながら、子どもたち、孫たちの幸せを願って穏やかな言葉で家族を包む、その大らかさこそ、引き継ぐべき遺産だと思いました。

さらに思い浮かべることは、夫の母親のこと。
千葉で一人暮らしをしていますが、エレベーターのない団地の5階に住んでいるため、階段の上り下りができることが生きていくために必須であると、日々奮闘しています。

義母は今年83歳。元日にレストランで食事をしたとき、お手洗いからなかなか出てこないので心配に。
水を流すボタンが見えずにしばらく悩んでしまったとのことでした。

老いに伴い、できることが減っていく戸惑いは、家族よりも本人が一番感じていることだと思います。その気持ちを、丁寧に聞いていくことは、日頃離れていてもできることなので、電話の回数を増やしたいと感じました。


さて、『佼成』1月号 会長先生ご法話のタイトルはこちら。

一人ひとりが「オアシス」に

見出しの2つは、

正月という名の「始発駅」

心に木を植える

ご法話の全文はこちらから


みなさんは、お正月という「始発駅」で、どのような「一年の計」を立てましたでしょうか。

旅路ではあらかじめ乗換案内などを確認して旅の支度を整えるように、人生の道のりは「誓願」という道標によって方向づけされます。


それでは、私たちにはどのような誓願が必要なのでしょうか。

ニュースを見聞きするたび、この数年のウクライナやガザ地区、北朝鮮や台湾などの現実に心を痛めることが多いと思います。

会長先生は、もめごとや戦争が絶えない現実を思い、「私たち一人ひとりが人の痛みのわかる人間性豊かな人を育てることを自らの『計』とする大切さが胸に迫る」とおっしゃっています。

そして、人の心も環境も、調和のとれた美しい地球を未来に遺す責務が私たちにあるとご指導くださいます。

そのためには、家族のなかの一樹のオアシスになること、自分の家庭が隣近所の人にとって、人を憩わせ安心を与える「オアシス」となることです。

オアシスとなるには「人を思いやる行動や言葉かけなど慈悲の実践をとおして日々、命の尊さや自他一体の思いをかみしめさせていただく」こと。

会長先生のご法話の結びは、開祖さまが「あとを託す人たちへの供養」と表現した「未来供養」を説いておられます。

与えられた一生を日々新たな心で精いっぱい生きること。そういった「いのちのメドレーリレー」は、未来を生きる子供たちにつながっているのですね。



令和7年の年頭法話
真っ新(まっさら)な一年

見出しは3つ。
____________________________
人を育成することこそが最も重要
創立百年に向け、真剣な取り組みを
____________________________
敬する、敬うことの肝心なところは
自己を敬する、自分を敬うこと
____________________________
数え八十八歳の「米寿」を迎え
共に活き活きと学び、実践したい

年頭法話の全文はこちら


見出しの3つめにあるとおり、会長先生は今年3月20日に米寿を迎えられます。

江戸の儒学者佐藤一斎先生の言葉から「老年になってなお学ぶことをやめなければ、たとえ命が尽きようとも、その人望や精神的な遺産は朽ちることがなく、次代に受け継がれていく」と教えていただきます。

では、本会の会員である私たちは、何を学ぶのでしょうか。

2つめの見出しに、肝心なところは「自分を敬うこと」とあります。

自らの尊さを自覚できない人は、真の意味で他を敬することはできません。

自己の尊厳を知ること。
「仏の道をひたむきに学び、実践しているわが身、わが心」をもつ自己です。
自己を尊んでいく、このことを自覚することが大切だと教えていただきます。

私たちは「仏の道」をひたむきに学んでいる。
毎日が初めて経験するまっさら、かけがえのない人生なのです。

そのことに「オアシス」を得たような安心と、「オアシス」のような自分になるための責任を感じずにはおれません。

「真っ新な一年」のスタートを、仏さまの教えを共に活き活きと学び、実践してまいりたいと思います。


令和7年、府中教会スローガン
活き活きとつながろう
あなたも私も苗代さん!

みなさんのまわりの悲しみや苦しみ、迷いの中にいる方々とつながりながら、共に活き活きと仏の道を学んでまりましょう。

府中教会教会長 佐藤裕子

府中教会 1月開放日(白枠)

※コロナ禍の対応として始めた「府中教会ニュース」の紙面版は1月で最終号となりました。
記事はこれからも更新してまいりますので、引き続きホームページをご覧いただければ幸いです。

12/02/2024

【ありがとう50周年】府中教会ニュース12月号<WEB版>

おかげさまで、府中教会50周年イヤーはめでたくクロージングとなり、51年目へと新たな一歩を踏み出してまいります。



今月号の会長先生ご法話は

出会いが育てる
──敬する心・恥じる心②

法華経・化城諭品の一節「願わくは此の功徳を以て 普く一切に及ぼし 我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜん」に西行法師が重ねた和歌

秋の野のくさの葉ごとにおく露を
あつめば蓮の池たたふべし

この露とは、仏性のことだそうです。

周囲に悩んでいる人や困っている人がいたら手を差しのべ、その出会いを機に仏縁を広げて、地域社会を仏性の光り輝く蓮池にしてまいりたいです。

自分のおかれた場所を光輝く蓮池のようなオアシスにするためには、まずは、家庭や職場、地域におけるあいさつと思いやりの実践から。
今年一年、心に描く蓮池は仏性でいっぱいでしょうか。


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。
府中教会ニュース12月号

府中教会の3階から見える富士山
(令和6年11月30日撮影)


──今月の記事──
▶12月会長法話
 出会いが育てる
 ──敬する心・恥じる心②

会長法話全文はこちらから

▶12月府中教会開放日

▶50周年記念式典(11月1日、3日)フォト








8/01/2024

府中教会ニュース8月号<WEB版>


今年、府中教会は発足50周年を迎えます。

周年記念式典は11月1日(金)3日(日・祝)に下記のとおり開催されます。


<DAY1>読経供養 

11月1日(金)10時~

読経供養、啓白文奏上、体験説法(第三支部 木原里枝) 他


<DAY2>記念講演 

11月3日(日・祝)10時~

荒川祐二氏 記念講演

鼓笛・バトン演奏演技 他

※荒川祐二さんのプロフィールは府中教会ニュースの2ページめをご覧ください。  

     

「荒川祐二氏 記念講演」担当の実行委員より

「このままじゃだめだ、変わりたい」「でも無理無理、できへん」

葛藤しながらもゴミ拾いを始めた荒川さん。このあとどんな展開が待っていたのでしょうか? 荒川さんの山あり谷ありの経験談を直接聞いてみませんか?

「やりたいことがあるけど、一歩を踏み出せない」「何をしたらいいのかわからない」という人に是非聞いて欲しい講演になっています。人生のヒントになること間違いなしです!!

(府中教会50周年実行委員会)


***


今月号の会長先生ご法話は

「故郷」に帰る私たち


「スッタニパータ」(最古の経集)の一節にある「不死」とは何を意味するのでしょうか。

会長先生よりいただいたこの問いについて、みなさんはどのように考えましたか。


私たちの生命(いのち)は過去から永遠の未来へと流れつづける。

「ふるさと」から出て、「ふるさと」に帰っていく──そのようなイメージ。


私たちの日ごろの行ないが、時間や空間を超えてどこまでも影響を与え続けること。

そうした生前の生き方や人柄が人びとの胸中に生きつづけることも、「不死」の一つの形だと、会長先生はご指導くださいます。


8月はご親族やなつかしい人たちに会う機会も多いでしょうか。

出会った人とのふれあい方が時空を超えてどこまでも影響することを意識しながら、明るいやさしい言葉かけをしてまいりたいと思います。



下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース8月号


──今月の記事──

▶8月会長法話 「故郷」に帰る私たち

▶50周年の盂蘭盆会

▶50周年実行委員メッセージ

 SDGsn私たち~ダイソン大活躍~(長田真規子)

▶8月府中教会開放日


府中教会50周年 記念式典のお知らせ

※2ページめに続けてあります。

7/01/2024

府中教会ニュース7月号<WEB版>

今月号の会長先生ご法話は
 私たちの人生と  
「永遠のいのち」




7月15日は盂蘭盆会の式典が行われます。

府中教会においては、式典のあと「故人を偲ぶ語り合いの場」がございます。
亡きご家族への思慕、ご縁のあった方との想い出など、お茶をいただきながら、ゆったりと分かち合うときを共に過ごしたいと思います。
ぜひお越しくださいませ。

人生はゴールのないメドレーリレーのようなもの。
私たちは、大いなるいのちの営みのなかの一区間を精一杯走るリレーの走者です。
「永遠のいのち」を生きる私たちですが、やはり生老病死の苦しみや悩みがつきまといます。

釈尊はそこから私たちを救いたいと、ものごとは変化するという真理をもとに、私たちが本当は何に悩み、何を必要としているのかをあきらかにしていく道を示されました。
そういった苦の受けとめ方、ものの見方や、言葉の使い方など日常生活を正しくする道を実践していくことこそが、生命のメドレーリレーを精一杯生きることにつながります。

日々の精進のためには、サンガとの語り合いが励ましとなります。
一人で悩むと孤独におちいりがちになります。
どうぞ共に教えを学び合う仲間を頼ってくださいませ。

また、話を聞かせてもらう場合は、目の前のお相手が本当は何を必要としているのか、お話を聞いていただければと思います。


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。
府中教会ニュース7月号


──今月の記事──
▶7月会長法話 私たちの人生と「永遠のいのち」
会長法話全文はこちらから

▶「稽古に神変あり」 浄書教育
▶50周年実行委員メッセージ
迷いの中で一歩踏み出した“けやき”(鳥澤孝予)
▶7月府中教会開放日

青年部Info(青年部月刊ニュースレターVol.33)
※2ページめに続けてあります。
▶青年の日の「ふりかえり会」を行いました
▶戦う理学療法士☆マサシ【離島編】 青ヶ島上陸

6/01/2024

府中教会ニュース6月号<WEB版>

今月号の会長先生ご法話は

心やすらかに、
おだやかに生きる


府中教会の紫陽花の蕾みがふくらんできました。

じっとりする日が多くなる季節ですね。


心が晴れないような日こそ、新しい生き方を発見してみるという精進はどうでしょうか。


会長先生のご法話によると、「新しい生き方」といっても難しいことではなさそうです。

たとえば、職業上の仕事、日常の家事、炊事、洗濯、子育てに「感謝と喜びをもってとりくむこと」です。

雨に濡れる青葉の成長に気づき、自分も成長したいと「志」が芽生えることも、「新しい生き方」につながることかもしれません。


雨の日には 雨の日の生き方を。

悦びとやすらぎをもたらす方法は、日常のなかにあるのですね。


ご法話で引用された谷川俊太郎さんの詩集
『すこやかに おだやかに しなやかに』
佼成出版社
図書館本で帯がなく・・・それっぽく手作り


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース6月号


──今月の記事──

▶6月会長法話 心やすらかに、おだやかに生きる

会長法話全文はこちらから


▶青年の日は青梅練成道場の清掃奉仕

▶50周年実行委員メッセージ

府中の象徴“けやき”に愛を込めて(鴨下友理子)

▶6月府中教会開放日


青年部Info(青年部月間ニュースレターVol.32)

※2ページめに続けてあります。

▶5/19(日)青年の日(ご報告スナップ集)

激アツだった頃のボンバーキッズを見せたい!


4/02/2024

府中教会ニュース4月号<WEB版>

今月号の会長先生ご法話は

──「あるがまま」を受け入れる


桜の蕾みがほころび始め、府中教会では4月7日「花まつり」に向けて、たくさんの笑顔がこぼれています。

当日はお子さんたちによる久しぶりの稚児讃歎文奏上、入卒部式、<花カフェ>もオープンしますので、どうぞ楽しみにしてお越しください。


春の訪れを懽び(よろこび)自然を愛でる澄んだ目をもちたいものですが、日々、目に入るものごとに対して、様々な感情がわくことがあります。

ものごとの「ありのままのすがた」(真実)を好き嫌いで見ないで、「あるがまま」を受け入れる(真実を守る)にはどうしたらよいでしょう。

それには「雑草(煩悩)の草刈り」です!

心に生い茂る煩悩という雑草(「あるがまま」を受け入れることを妨げるもの)は、やっかいですね。油断するとどんどん伸びていきます。しかし、雑草(煩悩)を適宜刈りとり、そのつど心の土壌に鋤きこめば、智慧を生む栄養にすることができます。

「煩悩即菩提」ですから、煩悩があるからこそ、向上できる自分であることを自覚して、思いやりの実践を行ってまいりましょう。



上の画像↑ または

↓下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース4月号


──今月の記事──

▶4月会長法話 「あるがまま」を受け入れる

会長法話全文はこちらから


▶ご案内

4月7日(日)府中教会50周年「花まつり」

4月8日(月)降誕会


▶50周年実行委員メッセージ

大きなけやきの木の下で・・・(保里桂子)


▶4月府中教会開放日


青年部Info(青年部月間ニュースレターVol.30)

※2ページめに続けてあります。

▶5.19 青年の日に向けて!!

 実行委員ミーティング

 

▶戦う理学療法士☆マサシ【離島編】

昨年3月で最終話を迎えた人気連載の【離島編】がスタート。


4月も、未来への道を 感謝と共に 明るく元氣に歩みます。

3/02/2024

府中教会ニュース3月号<WEB版>

府中教会発足50周年バージョン。
「50th」に現れたあのキャラクターは?
50周年の取り組みのご案内と共に、まもなく明かされます!

***

今月号の会長先生ご法話のタイトルは「『慎み』は、『慈しみ』から」。


昭和のダメおやじが令和の現在にタイムスリップして、不適切発言を繰り返すテレビドラマが話題です。(わが家で)

頑張れって言うとパワハラなの?

オジサンの昔ばなしはウザイ?

コンプラに縛られ、人間関係が希薄になりつつある息苦しさを感じている人ほど、共感できそうなストーリーです。


このドラマの不適切と言われる発言は「慎み」とは対極にありそうですが…。

親が子を思う心情や、子が親を疎ましく思いながらも心配してお互いを思いやり、戸惑いながらも溢れ出る言葉が印象的です。

不適切発言を指摘された昭和のおやじは、なぜ自分の発言がいけないのか、納得するまでまわりの人たちと対話をします。そして、お互いの感じ方の違いを理解しながら、相手を尊重する潔さや、やわらかさも見せます。


慎み深くあることについて、ともすると一般的な社会的規範のように受けとめがちですが、「慎みとは慈悲と一体のもの」と会長先生はご指導くださいます。

ルールのように自分や相手の言動を縛ることではなく、思いやりの心を深めるもの。

まわりを思うがゆえの慎み深い行ないは、迷いの中で一歩を踏み出す、慈悲の実践なのです。


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース3月号


──今月の記事──

▶3月会長法話 「慎み」は、「慈しみ」から

会長法話全文はこちらから


▶ご案内

3月5日(火)
教団創立86周年記念式典
(大聖堂建立60周年)

3月17日(日)10時より
お彼岸会

毎月10日 大法座


▶3月府中教会開放日


青年部Info(青年部月間ニュースレターVol.29)

※「府中教会ニュース3月号」2ページめに続けてあります。

▶3/2ー3(土・日)東京教区大練成会に向けて

大練成会のテーマについて、実行委員を務める安藤真弓さんからメッセージをいただきました。

▶5月19日(日)青年の日 実行委員会始動


1/31/2024

府中教会ニュース2月号<WEB版>

年明け、今年初の青年部「集会」が開催され、リアルで出会える喜びを分かち合いました。

(府中教会ニュース2月号・2ページ「青年部Info」参照)

↑画像をタッチすると「府中教会ニュース」のPDFファイルが開きます。


「文化の参照点が『集会』」(※参照点=価値判断基準)

「外へ出て、自分にとって必要なフェスティバルとかかわろう」


あるメディア研究者の言葉です。

インターネットの時代は、あと数年で終わるのではないか…とも言っていました。

(たしかにフェイクと誹謗中傷ばかりのネット情報は信頼できません。)


「フェスティバル」の語源は宗教的な祭典や祝祭日です。

皆さんにとって必要なフェスティバルとはなんでしょうか。


布教とは、信仰を持つ私が人と出会うこと

人と出会うことによってこそ、私たちの信仰は深まる


府中教会は今年50周年を迎え、コロナ禍の工夫としてZoom会議やYouTube配信もできるようになりました。

インターネットで瞬時につながることができる。だけど画面のこちら側で孤独を感じてしまうときがある。そんな今だからこそ、リアルな出会い、集いに心動かされ、サンガとのつがなりを味わい、信仰する価値の再発見ができるのではないでしょうか。


「恥じること」は、善く生きること。

会長先生は「つねに善き友に会って心をはずかしめられよ」という法然上人の言葉を引いて、サンガもまた仏さまであることをご指導くださっています。

身近なサンガとの出会いによって、相手に思いをかけてもらい、あたたかい心にもなります。そうすると、恥ずかしい生き方はできないと自分自身で気づくことができるのだと思います。


青年部「集会」の余韻に希望をふくらませつつ、さらなる出会いの場に期待をもって府中教会ホームページを綴ってまいります。

(このホームページも、インターネット時代の産物ですが…)


今年もどうぞご贔屓に。



下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース2月号


──今月の記事──
▶2月会長法話
「恥じること」は、善く生きること
(佼成出版社の「お知らせ」文より)
会長法話の全文はこちらから

▶VOICE of
今回掲載のケヤキイラストを描き下ろしてくださった笠原愼介さんよりメッセージをいただきました。

▶2月府中教会開放日

青年部Info(青年部月刊ニュースレターVol.28)
※2ページめに続けてあります。
▶1.20青年部集会



(おまけ)

2月号会長法話<「恥じること」は、善く生きること>に登場する法然親鸞は師弟です。開祖さまのご著書から、お二人の上人について書かれた一節を紹介。


 親鸞上人は、自分は業が深くてどうにも救われない身だと思い込んでいたのですが、「阿弥陀如来は、そういう人こそ救おうとされるのだから、お念仏を唱えればいいのだよ」という法然上人の教えを聞いて、「これよりほかに道はない」と信心を決定(けつじょう)されたと伝えられています。

(中略) 

「自分の尊敬するお方のおっしゃることだから信じるだけだ。それがすべてで、ほかには何もない。念仏によってほんとうに浄土に生まれることができるのか、それとも地獄に落ちることになるのか、そんなことは知る必要もない」
 という純粋な信、それが、なんともいえず美しいと思うのです。

素直に信じる 
│たとい、法然聖人に
│すかされまいらせて、
│念仏して地獄におちたりとも、
│さらに後悔すべからずそうろう。
│──親鸞上人●歎異抄


引用 『人生の杖』庭野日敬

 


角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』5
●鎌倉時代
法然登場シーンの模写



こちらは親鸞の模写

12/26/2023

府中教会ニュース1月号(WEB版・新年更新)

令和6年はいよいよ府中教会50周年。
再出発の時を迎えて、たくさんの皆さまと出会えることを楽しみにしております。


1月 会長先生ご法話
「心田を耕す」精進を

「精進は荷を運ぶ牛で…」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
会長先生は<仏道修行や精進>のイメージについて、初期の経典「スッタニパータ」の一節「精進は荷を運ぶ牛で、安穏の境地に運んでくれる」を引用され、私たちが日々の生活で無理なく実践できるようご指導くださいます。

それは、ゆったりと静かに荷車を引く牛の姿や、牛が犂を引いて田を黙々と耕す様子です。
令和6年は急がず休まずをテーマに、仏の教えをとおして心の田を耕しながら、人生をゆったりと歩んでまいりたいと思います。

とぎれることなく
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
心の田を耕すには、釈尊が伝えられたかったことを実践すること。
<人間はおなじ>・<すべては一つ>……これが仏教の根本思想にほかなりません」と開祖さまは明言されています。
道元禅師は何を見ても何を聞いても、それが「自分自身」であること感じられたそうです。その精神は、他人と自己を合わせた、禅師の「他己」という言葉に象徴されています。

こうした教えをいただいていても、日常生活で思うようにならないと、つい怒ってしまったり、欲ばったり、誰かを妬んだりしてします。
会長先生は、だからこそ<とぎれることなく>精進することが大事であるとご指導くださいます。

人の喜びや悲しみを自分自身のこととして受けとめる。
そういった心に立ち返ることが精進。
この気持ちが日々のものの見方を変えて、明るく、優しく、温かい人になれるということだと思います。

つい、せかせかと小走りになってしまう私ですが、大事なことに立ち返り、みなさまと共にゆったりと歩いてまいります。(佐藤)

(下の画像をタッチすると、会長先生ご法話の全文を読むことができます。)





下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

──目次──
▶1月会長法話「心田を耕す」精進を
(佼成出版社の「お知らせ」文より)
▶VOICE of
令和5年12月より新しいお役を拝命した支部長、部長に「府中教会の好きなところ」を聞いてみました。
▶1月府中教会 開放日

青年部Info(青年部月刊ニュースレターVol.27)
※PDFファイルの2ページめに続けて掲載。
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11/26/2023

府中教会ニュース12月号<WEB版>

おかげさまで府中教会ホームページが公開され一周年となりました。

いつもお読みいただきありがとうございます。


来年は府中教会50周年。

未来への道を感謝と共に明るく元気に歩む記事を、これからも更新してまいります。

どうぞお楽しみに。

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2023年12月会長法話

いつでも元気

──病も辛苦も善知識

▼こちらの画像をタッチすると会長法話の全文をお読みいただけます。





今月より、教会掲示板のご法話ポスターをアイキャッチ画像としてご紹介します。

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開祖さまが「人間という人間を一人残らず救えるような法則はないものだろうか」と求め続け、出会った法華経。


「一人残らず救いきる」とはどういうことか。

今号の会長先生ご法話には、そのヒントがちりばめられています。


年末の慌ただしい時期ですが、目の前のどんなことも人生に必要なことと受けとめ、今、自分のなすべきことに精いっぱいとりくんでまいりましょう。

(佐藤)


▼青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース12月号

青年部Info12月号