11月1日と3日の2DAYSで開催された「府中教会発足50周年式典」。
式典をとおして出会った喜びの余韻を味わいつつ、50周年special記事で、冷めやらぬ感動をお届してまいりたいと思います。
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あたたかい先輩方に育てられた青年たちが、3日の講演会では明るく元気に活躍する姿を見せてくれました。
その一つが「ふちゅーむ対話」です。
周年実行委員の古山華代さんが中心となって企画、準備を進めてきました。
5人の学生たちが「スピーカー(話者)」となり、講演くださった作家の荒川祐二さんとの対話の時間をいただきましたが…
本番に至るまでには、華代さんの様々な葛藤がありました。
今回、ふちゅーむ対話のスピーカーのひとりとして参加させて頂きました。荒川さんへの質問で、嫌がらせをしてきた人たちは何故そんなことをしたのかという問いに対して、嫌がらせをする人たちは現状を変えようとせずに、変わろうとしている人を潰そうとしたいからだと答えて頂きました。さらに講座全体を通じて、そういう人たちはやればできてしまうこと(今回の場合はゴミ拾い)を恥じらいや怠けなど、様々な心の作用からできないのだろうと思いました。動機がどうであろうと、続けることは大変な事だし、まして嫌がらせなんて受けてしまえばやり続けることはとても辛いことだと思います。しかし、人との繋がりや、決意がそれを可能にさせるものであると講演でよく理解しました。また、そんな中頑張ってきた自分を褒めてあげることも大切だとも気付かされました。私は今受験生で、国公立大学を目指しています。国公立の一般は3月まで続くし、受験科目も多くて諦めてしまう人もかなり多く、さらに推薦で受かって既に進路が決まった人もたくさんいます。正直ここまで⾧期間辛いと思うことはありませんでしたし、自分も投げ出したくなる時も沢山ありました。でも、今回の講座でここまで支えてくれたたくさんの人のありがたさを改めて感じられたし、頑張った自分を褒めてあげてもいいんだって思えました。それを胸にここから先も頑張っていきたいです。今回はありがとうございました!(高校3年女子)
最後に、実行委員として当日はファシリテーターを務めた古山華代さんの感想です。
今回50周年の青年部のリーダーとして実行委員会に入らせていただき、皆様に本当に支えていただきながら11月3日の式典を作り上げることができました。計画をしていく中で1番悩んだのは、対話のスピーカーのお役の子を選ぶ時でした。前に出て話すなんて恥ずかしくて出てくれないだろうな…と先入観を持っていたので、誘うことに対して後ろ向きな気持ちでした。それでも声をかけてみると前向きに考えてくれる子ばかりで、小さい頃から知ってるみんながいつの間にか大きくなったことを感じ、それだけで胸がいっぱいになる思いでした。
リハーサルをするまではどんな雰囲気の式典になるかイメージがあまりできなかったのですが、スピーカー5名の個性光る自己紹介を聞いて、本番は大丈夫だ!と確信できました。当日も本当に素晴らしい質問をしていて、私自身とても勉強になりましたし、あの時間は道場にいたみなさんと一緒に学ぶことができた本当に素敵な時間だったと思います。今回一歩踏み出して対話に参加してくれたスピーカーの5名にも、見えないところで一歩踏み出して50周年の式典を作り上げたくださった人にも本当に感謝いたします。51周年目に向けてまた踏み出して、出会って、自分も相手も好きになれる輪を広げていきたいと思います。
(こやまはなよ)
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