富士山が綺麗に拝めた12月17日(日)道場にてお身拭いが行われました。
これに合わせ50周年企画として、儀礼儀式作法や諸先輩方の体験を映像に残して、後世に引き継ぐアーカイブプロジェクトが始動しました。
お身拭いとは、ご本尊や仏具を浄布で祓い清める事で、この1年間にご宝前に積もった埃を祓うと同時に、自らの心の塵や垢を祓い清め、来るべき新年を清らかな心身でお迎えさせて頂く行事です。
壮年さん約20名が作務衣に着替え、山川儀式責任者さんの挨拶の後、お身拭いに臨みました。ご宝前の仏具や戒名、開祖さま、脇祖さまのお写真、会員綱領、三帰依を丁寧にお下げし、はたきや白布で清めさせて頂きました。
その様子を50周年アーカイブプロジェクトとしてビデオ撮影させて頂きました。
継承の為に参考資料として貴重な映像となります。
(お身拭いの心構え、作法、順序次第等)
1年間かけて重要な儀礼儀式の映像や体験談を順次撮影予定です。
約1時間強のお勤めの後、仏具等を元にお戻しし荘厳な御宝前となりました。
その他、外の掃除も併せて実施致しました。
見えない所で徳を積む事の大切さを学ばせて頂きました。
各壮年さん方は清らかになったご本尊さまを仰ぎ見ながら、日頃の感謝と共に教会内の空気が清浄になり、感動の渦に包まれているのを感じさせて頂きました。
ご宝前を整える事で自らの心を清め、仏道をまた一歩前に歩ませて頂いた心境の一日でした。
▼長田壮年部長
レースのカーテンを外してからご本尊の光背の埃を拭い、床に落ちた埃を掃除機とタオルで掃除させて頂きました。
掃除機が床の入角に直接当たらないように手で保護しながら掃除機を当てて行いました。
ご本尊像のお顔は教会長さんが埃を祓いました。
光背とご本尊の埃を祓う時、違う種類の羽のはたきを使う事も初めて知りました。
その後クリーニング済みのレースカーテンを付けさせて頂き、ご宝前内の掃除は終わりました。
全ての作業が丁寧に順序良く進められていくのを間近で見る事が出来て勉強になりました。
▼佐伯壮年支部部長
細かな所迄気配り心配りを込めて丁寧にお身拭いをさせて頂く事が、ご宝前の荘厳さを保つ為に必要な事なのだと改めて感じさせて頂きました。
ありがとうございました。
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