11/11/2023

クリスさんから学んだ法華経の尊さ~いろとりどりサンガデザイン~

11月恒例の青年幹部会が「いろとりどりサンガデザイン」として装いも新たに開催。

全国の青年が集い、1年間を振り返り、「自分の発を大切に、自分らしく、信仰を楽しむ」歩みを通しての功徳や葛藤を分かち合います。

さらには、共に教団創立100 年に向けて布教伝道の心構えを作っていきたい! という目的。

今年は大志プロジェクト第七次三ヵ年計画の2 年目とのこと。(通称「ナナジ」ですね)

1日目に参加した女子部副部長の古山華代さんから感想が届きました。

プログラムは「三車火宅の国」と名付けられたブース巡りです。

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 RK 懺悔室 さあ話そう! さあ 叫ぼう!
(第二団参会館宿泊室)
 
 WCRP・MyTedor
(第二団参会館6階)

私は「WCRP」「RK懺悔室」「世界に広がる立正佼成会」のブースに参加しました。

中でも「世界に広がる立正佼成会」でオクラホマ教会所属のクリス・ピーターズさんのお話がとても考えさせられる内容でした。

幼少期に両親の離婚や、養父との死別、母親の病気など多くの困難にあったクリスさんは、大人になってから仏教に出会い、学べる場を求めて立正佼成会を訪れたそうです。「すべては関わり合って存在している」ということは、ときにつらく悲しい出来事を引き起こす一方で、癒しや救いにもつながると、クリスさんの人生を通して教えていただきました。


今日は府中のサンガと共に参加できたことも嬉しかったですし、改めて法華経を学び直して、すべてのことに感謝ができるような自分になりたいと思いました。


ありがとうございました。

(2023.11.11 こやま はなよ)

10/31/2023

府中教会ニュース11月号<WEB版>

11月15日は開祖さま生誕会です。

10月4日入寂会、10月15日お会式・一乗まつり、生誕会と続くこの2カ月を、庭野日敬開祖の教えと事績を学びあい、実践する「追慕讃歎・報恩感謝の月」にしてまいります。


イチオシ開祖さまご著書アンケート実施中!

▼アンケート実施期間:11月15日まで延長します。

イチオシ開祖さまご著書アンケート


開祖さまの宗教協力の思想が込められた『平和への道』。この本をイチオシに選ばれた方のインタビュー記事を、近日中に公開予定です。ご期待ください。



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2023年11月

愚痴はほどほどに

▼こちらから会長法話の全文がお読みいただけます。

立正佼成会 会長法話

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暴力は、自らが脅かされているという恐れから生じます。だからこそ、どちらか一方の安全だけでは不十分であり、双方に共有される安全が求められるのです。それは、世界宗教者平和会議(RfP/ WCRP)が大切にする「Shared Security」という理念に通じます。

(本会の「イスラエル‐ハマスの紛争に関するメッセージ」より)


一日も早く暴力の連鎖が止むこと、そして人々の心と暮らしに平穏が訪れることを、祈り続けてまいりたいと思います。

そして、身近なところでは、目の前の相手のつらい気持ちを聴ききることで、自らが気づき、新たな気持ちで前を向けるようなご縁にならせていただきます。


▼青い文字をタッチするとファイルが開きます。

府中教会ニュース11月号

青年部Info11月号


10/28/2023

『モン トレゾール(わたしの宝物)』vol. 4 気持ちをそっと机の上に置く 実践中

秋ですねーー過ごしやすい季節

みなさん、お元気ですか?

わたしは元気です!

わたしの好きなお菓子もハロウィン仕様です。




さて先日、教会長さんより今月の佼成「怒りをコントロールできてますか?」というお話から続けて、

光祥さまのお言葉をおわけくださいました。

(今月の佼成については、詳しくはホームページをご覧いただけたら幸いです)



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気持ちを出していきましょう。

その気持ちの出し方は、つくえの中にしまってある気持ちをドーンと出すよりも、そっと置きましょう。

机の下の思いをそっと置くという実践をしていきましょう。

できなかったとき、ドーンと出してしまった、言葉を投げつけてしまった後の気持ち、味わいをみなさんと確認しましょう。


☆☆☆



「自分の気持ちを机の上にそっと置く」という実践を頂きました。


ドーンと出してしまったときは、その後の気持ち、味わいを皆さんと確認しましょう、教会に来たらサンガの皆さんが話を聞いてくださいます、サンガの力を信じてとお言葉をくださいました。


わたしは、怒ったときにドーンと出すことで相手(ほぼ、父)が落ち込んでしまい、それをなだめるのにパワーが必要なので飲み込むことの方が多く、飲み込むとモヤモヤが蓄積され、溜まったモヤモヤに、またモヤモヤがへばりついて、モヤモヤが増産されるという大惨事がおき、それをサンガの方々によく聞いてもらって軌道修正しております。



そんな中で、「気持ちをそっと置く」

そっと、置くのかぁ…


飲み込み続けたクセもあるので、すぐには難しいけれど、ちょっとずつでも出せるように実践してみました。


すると…

なんか、なんか楽。心が楽になるのを感じました。

出すことで、相手のいい分も聞けたり、相手を受け入れられたり、わたしが言ったあとの相手の反応も面白かったり、なにより、そっと置いてるから「また言ってしまった」という後悔がない。

相手も落ち込まない、すごい!そっと置く効果!


そして、無理に飲み込んでないからモヤモヤが心に溜まらないから楽なのだ、と感じました。


まだまだ始めたばかり!

机の下の思いをそっと置く実践は続く


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。合掌






(飲み込むとモヤモヤ増産の図)




 



(そっと置き、スッキリの図)




#気持ちをそっと置く

#モヤモヤしない

#実践あるのみ

#言霊

#運がいい

#ついている

#幸運だ

#ラッキーだ


10/26/2023

『平和への道』───こうのさんの開祖さまイチオシご著書

開祖さま生誕月の11月は、開祖さまの教えと事績を学びあい実践する「報恩感謝の月」。
スペシャル企画として「開祖さまのご著書であなたのイチオシを教えてください」というアンケートを実施しました。
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今回は、アンケートで『平和への道』を選んだこうのゆうこさん(以下、河野さん)にお話をうかがいました。
(聞き手:佐藤)

今年秋に開催された聖蹟桜ヶ丘駅周辺の周遊型音楽フェスイベント【せいせき音フェス】でこうのゆうこさんがボーカルをつとめる「バンドめい」の初お披露目演奏





──河野さんは、『檻の中のライオン』の著者で弁護士の楾大樹(はんどうたいき)さんの講演会を企画、開催するなど憲法について積極的に学び合いされていますね。

河野 自分だけ学ぶのではなく、広げるということを大事にしています。特に若いパパ、ママさんに伝えたい。そうすれば、子どもにも自然に伝わっていくと思っています。

──そのような河野さんが選ばれた『平和への道』ですが、イチオシの理由に長寿王(ちょうじゅおう)のお話を挙げていますね。

河野 はい、この物語は王政の国の話であることが前提ですね。王様が絶対である。そこが民主主義の日本とは違います。ただ、日本が本当の意味での民主主義かどうか…。

──難しいところですね。まず長寿王の物語のあらましですが、インドのコーサラ国の繁栄をうらやましく思い、戦争をしかけて国をとってしまおうとする隣国カーシャ国との対立があります。このとき、コーサラ国の王である長寿王は戦争を回避するために、敵国のカーシャの治下に入ろうと提案するのですよね。

河野 そうです。戦争になれば、自国だけでなく双方の国の民に死傷者が出る。現在のウクライナ戦争、パレスチナでの紛争、世界各地の戦争、紛争もそうです。そういった状況を避けたいということです。

──長寿王が敵国に下ったことで戦争は回避され、両国民の命を一人も失うことはありませんでした。しかしコーサラ国はカーシャ国王のものとなり、長寿王は敵国で処刑されるという前半のあらすじです。

河野 身を捧げたのですよね。他の人を生かすために自分が犠牲になったわけです。

──捕らえられた長寿王が今にも火あぶりにされようとするとき、息子である長生王子が飛び出そうとするのを見つけ、伝えた最期の言葉がこちらです。
「恨みに恨みをもって報いれば、また、それが恨みを生んで、いつまでも消えることはない。どちらか一方が許せば、そこで恨みが消えてしまうのだ」



 

河野 父を殺されたあと、長生王子は敵である王の命を狙いながらも、父の最期の言葉を思い出し、殺すために抜いた剣を収め…というやりとりを三度繰り返し、ついに敵王と和解します。現実にはありえないおとぎ話ですが。

──そう、おとぎ話ですが、その寓話に込められた教訓として、開祖さまは「釈尊の平和観」を三つ示されています。

①「人命より主権を重んずるのは狭い考えだ」という思想 
②「多数を生かすために自分が犠牲になる」という精神 
③「恨みに恨みをもって報いれば、恨みは消えることはない」という真理


河野 「人命より主権を重んずるのは狭い考えだ」というのは、国家よりも、そこに住む人々の命のほうが大事だということですね。

──この話では長寿王の命が失われるわけですから、本当に人命重視というなら、王の命はどうしたら助かるだろうかと思ってしまいます。②で「多数を生かすために自分が犠牲になる」という精神が説かれますが・・・

河野 しかも、長寿王は「喜んで捧げる」と。

──ここから何を学ぶかですね。

河野 そうですね。犠牲になった父を思い、息子はすごい悔しいわけです。許せないという恨みの感情が続いてしまいます。

──現在の紛争も、こういった恨みの連鎖かもしれません。

河野 長寿王の話の場合は、恨みをもっていた王子が身分を隠して敵の王に近づき、何度も殺そうとしてはためらい、「実はあなたを殺そうとしてた」と告白するということは、仏性を信じているということですよね。

──そこが大事なところだと思います。

河野 真実を言ったら自分が殺されるかもしれない。だけど真実を伝える。そこで敵の王が「自分が悪かった」と真実をさとるわけです。真実には真実があらわれるという思いがしますね。

──この長生王子と敵のやりとりは本当に考えさせられます。ぜひ『平和への道』を読んで皆さんに味わってほしいですね。河野さん、ありがとうございました。



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Info

『平和への道』庭野日敬/佼成出版社(昭和47年発行)
第1回の世界宗教者平和会議(昭和45年)を終え、さらに新しい歩みを力強く踏み出しているこの時期において、会員たちが法華経の深遠な平和思想をあらためて認識して、しっかりした理解と信念の上に立って今後の活動を進めてほしいと開祖が念願し発刊が意図された。