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4/02/2024

【ボサツ紹介】地区親睦&高谷さん壮行会

 府中教会ボサツ(菩薩)紹介シリーズは個人推しから、今回はグループやチームなどの、いわゆる「箱推し」スタイルで参ります。

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ソーキそば
ジューシー(沖縄炊き込みご飯)
にんじんしりしり
ゴーヤチャンプルー
のらぼうごまあえ
もずく酢
大根漬け
さんぴん茶
サーターアンダギー

いきなり飯テロ画像(お腹が減っている人の食欲をかきたてる写真)から始まりましたが、沖縄料理屋さんではありません。

府中教会の布教チームの編成により他の地区メンバーと一緒になったため、親睦を深めるための食事会です。

お弁当に愛情を詰め込んだみなさん

沖縄出身のメンバー(右から三番目、作務衣の方)が沖縄のごちそうをご用意。
日頃は子ども食堂に食事を提供しておられるそうで、どれも優しいお味でした。

日頃より地域布教で思いやりを発揮している地区のみなさんが労い合い、
さんぴん茶でカンパーイ!



この日集まりには、もう一つの理由があります。
それは、地区のメンバーである高谷彰良さんの新たな門出を祝い、送り出す壮行会です。

高谷さんについてはこちらの記事をご覧ください。

2年前、最愛のお母様を突然亡くした暗闇のなかを地区のサンガに支えられ、府中教会に通うようになり、お母様のご供養と健幸行を重ねてきました。
そして、いよいよ故郷の札幌で人生を力強く歩んでいく決心をして、この4月に出発します。

地区のみなさんにご挨拶をする高谷さん

おたすきに寄せ書きをしてプレゼント

地区のみなさんからの記念品は主任さんより贈呈



高谷さんの出発を祝うように、この日、府中教会の桜が咲き始めました。
旅立つころには満開になっていることと思います。

地区のみなさんは、高谷さんのお母様と一緒に修行してきた方々です。
そのお母様から受け継いだ信仰を持ち続ける高谷さんが、菩薩としての次なる一歩を踏み出していく頼もしい背中を見守り、応援しています。

(写真・文 佐藤)

3/27/2023

【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】2022年12月~2023年3月まとめ

 昨年11月15日に幕を開けた府中教会ホームページ。その連載記事のひとつ【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】をまとめました。

府中教会では数多の菩薩が活躍中!
これからも、あっちこっちで思いやりを発揮する菩薩たちにインタビューしてまいります。

「この人(菩薩)の話が聞いてみたい!」という皆様からのご紹介をお待ちしております!

府中教会の桜は花びらが舞っています。


▼2022年12月~2023年3月掲載リスト
タイトルをタッチすると各記事にとびます。












3/14/2023

【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】人生の新たな門出にさしかかる佐々木由季

このたび2月15日にめでたく入籍された佐々木(旧姓真島)由季さん
新居への引っ越し、結婚式の準備のなかであるにもかかわらず、府中教会青年部のお役を続けたい気持ちがあるという。
この春27歳になる由季さんに、これまでの教会活動の歩みを聞いてみた。
(聞き手:佐藤)

お友達が結婚のお祝いをしてくれたそうです

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◆世界のニュースに心動かされて

──由季さんは大学で保育士の資格を取得したそうですが、子どもにかかわる仕事をしたいと思ったきっかけはなんですか?

児童虐待のニュースを見て、保育士や幼稚園の先生に関心をもちました。


──虐待のニュースが気になったのは、なにか子どもとかかわることがあったからですか?

かわいそうだなと思って、そういうニュースに弱くて・・・。
地球温暖化で絶滅しそうな動物の映像なども、心動かされます。
あと、立正佼成会でユニセフ募金に協力をしていたので、テレビで貧しい地域の子どもたちのことが報道されていると、両親が録画して、家族みんなで見ていました。


──ご両親がユニセフの活動に関心を持っていたのですね。ユニセフ募金は、街頭募金にも参加していましたか。

はい、幼稚園の頃から、街頭募金で立っていたと思います。


◆バトンをとおして得た自信

──少年部や学生部のころはどんな教会活動をしていましたか。

小学生のころからバトンをやっていて、中学生までは割と教会活動に出ていました。中・高校生のときは部活で吹奏楽をやっていて、高校は吹奏楽の強豪校へ入ったのでほぼ毎日朝から晩まで部活でした!


──高校時代は部活に熱中していたのですね。教会活動で印象に残っていることはなんですか?

大きくなってからのことより、小さい頃のほうが細かい記憶があります。
小学生のころ鼓笛フェスティバル(東京教区主催、普門館で開催)に参加したときのお泊りで、仲間とコーヒー牛乳の取り合いになりました。そうしたら、ユカリちゃん(現女子部長)やリエちゃんが「私のコーヒー牛乳あげるよ」と言ってくれました(笑)


──あはは、「コーヒー牛乳事件」ですか。仲間たちの優しい譲り合いが際立ちますね。

お泊りの記憶が印象に残っているのは、とにかく鼓笛フェスティバルが楽しみ過ぎて、それを生きがいにがんばっていたからだと思います。


──え? 小学生で鼓笛フェスティバルが生きがい? どうしてそんなに楽しかったのですか。

あの大きな舞台で照明を浴びてバトンをする機会なんて、鼓笛フェスティバルだからこそ。
だから、学校ではできないことをしているというステータスみたいなものがありました。
実は、バトンをするまで、引っ込み思案だったんです。


──引っ込み思案という自覚をもつには、どんな状況があったのですか。

教会のおばさんに声をかけられても返事ができず「おとなしい子」と言われていました。
でも、バトンをすることで自信がついて、目立つことが好きになり、「センターで踊りたい!」と思うようになりました。


──センター!? AKBのようなセンター争いはあったのですか?

バトンメンバーはみんな優しくて譲ってくれるから、センター争いはなかったです。私が一人で燃えていて、絶対センターで踊りたいとこだわっていました!


──バトンをとおして自信をつけた情熱が伝わってきますね。
実は今回、インタビューのお相手として由季さんを紹介してくれた吉沼青年部長から質問をいただいています。
女子部副部長を受けてからの今の心境。それから、学生部長をされたときのご苦労があったからこその菩薩としての思いがあるのではないかと思い、聞いてみたいとのことです。

女子部のお役に関しては、ユカリちゃんが女子部長として大変だろうなと思って。学生部長だったときに部長としての大変さを実感したから、仕事を辞めて時間があるし力になりたいという気持ちです。


◆学生部長としての頑張り、バングラ布教での眼差し

──学生部長はどんなふうに大変でしたか?

うーん…めっちゃバリバリ、気持ち悪いくらい(笑)頑張っていました。
2016年8月、学生部練成


──それはどんな頑張り?

学生部の勉強会「ホケスク」(法華経スクール)を開いていました。「ホケスク」は、増田真也さんから、学生部長の役と同時に引き継ぎました。
お手どりには週に一回ほど行って、東北の被災地の慰霊にも学生部で行きました。
2015年大学一年生のころ、東北被災地慰霊へ

──お手どりで印象に残っていることはありますか?

行事にお誘いするお手どりというよりも、仲間とのやりとりやお手どりに行く道中の話が楽しかったことを覚えています。


──学生部の部長としての苦労はなんだったでしょうか。

自分だけが頑張っていると思ってしまう時もありました。教会活動に参加する気になれないとか、そういう人の気持ちは社会人になって、とてもとても共感できるようになりました。今考えると、当時は自分だけが突っ走っていたなと思います。
大学生になり支教区の活動に出るようになって、もっと熱く頑張っている人たちとの出会いで自分も熱くなりました!
多摩支教区の学生部活動をとおしてできた友達は今でも一番の親友になっています!


──支教区の青年教務員とのかかわりも影響が大きいのでしょうか。

土信田さんとはバングラデシュに一緒に行きました。土信田さんとまたバングラに行きたいです!


──バングラ布教には、ほかの仲間たちにも行ってほしいと思いますか。

行ってほしいです!
バングラの人たちの眼差しのやさしさが忘れられないですね。


──こちらを見る眼差しということですか。

はい、通訳をとおさないと言葉はわかりませんが、その眼差しから、ご本尊ご安置のお役に来た私たちにとても感謝してくれていることが伝わってきました。
貧しい国と聞いていたけれど、人があったかくて、いいところだなと思いました。


──バングラにいつかまた行けるとよいですね。ほかに、どんな青年部活動をしてみたいですか。

お泊り会がしたいです。ホケスクなどで支部長さんたちが作ってくれた食事がおいしかったです!
ハッシュドビーフとかタコライスとか。


──お泊り会したいですね! そのときはぜひ協力してくださいね。

はい。引っ越しても府中教会には行けるので。


──もうすぐ引っ越しで親元を離れますが、ご両親のことはどんなふうに思っていますか。

子ども4人を育て、大学にも行かせてくれて、ほんとうにスゴイと尊敬しています。


──入籍して新居を構えて、これからどんな夫婦を目指していますか。

毎日楽しく、ずっと笑っていたいですし、大変なときも一緒に乗り越えられたらと思います。
私の仕事(児童養護施設の職員)が大変だったので、帰りの車の中で彼に電話して自宅に着くまでの20分ほどのあいだずっと話をきいてもらっていました。


──そんな優しい彼との結婚式を秋に予定しているそうですが、ほんとうに楽しみですね。
苦しい時期をパートナーと共に乗り越えて、いま幸せいっぱいの由季さんの菩薩人生にこれからも注目していきたいと思います。ありがとうございました。


両親、弟たちと草津にて

1/10/2023

【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】NO MUSIC,NO LIFE.山原利公&里予夫妻

 府中教会にオシドリ夫婦は多けれど、この二人ほど楽しげで周りを明るくするコンビはいないだろう。

いつのお写真でしょうか…


令和5年会長先生 年頭法話のヘッドラインは、
▶身を修め、家庭を斉えることなしに国の平和、世界の平和はあり得ない
▶皆共に、日々感謝の心で目覚めて元気で生き生きと精進していこう

名コピー「NO MUSIC,NO LIFE.」に肖るなら、山原夫妻が体現するのは「NO 斉家,NO 平和.」。
年頭法話で示された要訣でもある。

府中教会では、壮年支部副部長の山原利公(としまさ)さん地区主任の里予(りよ)さん
夫婦共にお役をされているお二人に、これまで歩まれてきた信仰や夫婦仲良しの秘訣などを聞いてみた。
(聞き手:佐藤)
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◆供養がつないだ縁

──里予さんは府中教会で様々な役を歴任されましたね。

里予 はい、女子支部部長、教会女子部長、地区主任、教務員、婦人部長、青年部長。そして、今、主任と教務員をしています。
お役のおかげさまで様々な経験ができました。苦手な事が少なくなり、人が好きになりました。
先日、教務員仲間と話をしていて「私たちってちょっと端っこにいる人のそばに近寄っていく習性があるよね。仏性を探しにいっちゃう」と。だから楽しいですね。

──仏性探しが楽しいと。

里予 怒りや反発の言葉の裏側には、仏性がうずいていると教えてもらったことがあります。
そのような人に信頼してもらえる自分になれるよう、話しかける努力をすると、新しい関係が生まれることが嬉しいです。信頼してもらえるよう心をニュートラルにできるのは、主任や婦人部長のお役をしてからだと思います。

──それまでは心が平らではなく、もっと感情を出していたこともあったのですか。

里予 婦人部長のときも感情を出していましたね(笑)

──そんな里予さんが、激しい感情を出していたころも知っている利公さん。
ぜひ、お二人のおなれそめを教えていただけますか。

利公 はじめは大橋壮年部長(里予さんの兄)と友達だったからですかね。奥さんとは8歳違うのですが、高校生のころから見かけてました。
話すようになったのは、うちの母親の四十九日に奥さんが来てくれてからですね。

──お母様がつないだご縁なのですね。

利公 母親が亡くなる少し前に、酒に溺れる父のもとで苦労した事や、精一杯真面目に信仰してきた母がガンになった事で苛立つ私に「だれも恨んじゃいけないよ」と言っていました。そんなには長く生きられないなら、母親の願いに沿ってみようと思いました。佼成会を否定すると母親を否定することになるので、母親の信仰を自分も精一杯やってみようと。実際、余命三カ月のところ一年間生きて、そのあいだ、少しでも親孝行ができたし。
奥さんとは府中教会のサイパン慰霊参拝で一緒だったことがきっかけですね。自分が素のままでいられる人だったからです。

──一緒にいると居心地がよかったのですね。

利公 ただ、あのころはこちらに合わせてくれてたのね、と最近はわかってきました。思っていることは言ってくれないと分からない。やってほしいこと、やってほしくないことは言葉にして伝えてほしいのですが、奥さんは気遣いの凄い人なので、言わないことがある。だから、だいたい年末ごろには爆発してしまう。突然の爆発に驚いて、こちらの言葉が強くなると黙ってしまうし・・・こういうことも言わないほうがいいかな。

里予 言っていいですよ(笑)


◆放っておけない人たちがいる

──お二人の話を聞いていると、お互いが理解し合っているように思えます。
お二人で話していて楽しいことはなんですか。

里予 しょうもない笑いが好きですね。そうそう、主人は、器用に生きられない人を放っておけないんですよ。

──放っておけない人、今まわりにいますか。

利公 たくさんいますよ!
福祉施設の職員として
発達障害など方の就労支援をしているので。障害があるなしにかかわらず組織的な動きができない人の話をよく聞くと、そうをせざるを得ない理由がわかります持って生まれた過剰に敏感な個性、または過剰に鈍感な個性が多く、どちらも「普通」と言われる人から疎まれてしまう、その
理由がある。それを探してみると、なるほどねと思うことがあるんですよ。

里予 主人は、相手がもっとも相応しい場所で仕事ができるよう、損得抜きに心を砕いて支援しているところがすごいなと思って、話を聞いています。

──そういった利公さんの人間理解のようなものは、お母様の影響もあるのでしょうか。

利公 それもありますが、父親がアルコール依存症という障害者で、当事者家族でしたから。自分が中学生の頃から、酔って「金がなければ意味がない」と呟く父親に「人として一番大切なのは思いやりだ。一人で重ければ、二人で背負えばいいじゃないか」と人生を説いていましたね。母親は、そんな私には信仰的なことが合っていると感じて、佼成会での活動をすすめてくれたように思います。アルコール依存症の家族をもつと経済的にも大変でしたが、バンドの音楽活動は両親も否定しませんでした。


◆音楽と共に、万年青年の心で

──音楽で食べていこうと思ったことがあるのですか。

利公 いまだにありますよ!
仲間もいるし、披露の場もあります。今年からはオリジナル曲のバンド活動も再開します。

Man on the silver mountain by Rock道


──佼成会のメンバーが社会で活躍したり、外の世界につながって広く楽しんでいる様子も、ホームページをご覧のみなさんに知ってほしいですね。

利公 そうですね。偉ぶることをしたくないので、万年ド素人、万年青年だと思ってます。

──府中教会でもバンドの結成して披露したことがあると、大澤主任さん(前回のボサツ☆メンバー紹介)から聞きました。

里予 「アフリカへ毛布を送る運動」などを広めるために、バンド演奏で盛り上げましたね。
左:大澤一惠さん、中央:里予さん、右:利公さん

利公 府中教会の駐車場や、府中公園で演奏しました。
あの時代の特徴でしょうけど、リアルで集って、先輩幹部や仲間に人生のいろいろな解決方法を教えてもらう機会になりましたね。いまならネットで調べればわかることも、あの頃は会って教えてもらわなければわからないので、教会に行ったのだろうと思います。

──それは、府中教会のこれからの活動のあり方につながる話ですね。
たくさんの人がお祭のように集っていた時代から、今は信仰活動が変化つつありますが、インターネットでつながっているようでも孤独になる人もいます。リアルな出会いではなく、バーチャルに傾く現状はどう思いますか。

利公 使い分けだと思います。
LINEの文章では伝わりにくいことは会ったほうが分かりますし、バーチャルに疲れてくると、また集うようになりますよ。

里予 ここ何年か会っていなかった府中教会の仲間のことが気になっていたのですが、最近たまたま会うことができたんです。おかげで心情を分かち合うことができました。会うことによって深まる対話があると気づきました。
ただ、コロナの前は集うことに力を注ぎ過ぎて、疲れてしまうことがあったかもしれません。

──会うことで深まる関係づくりは大切ですが、会わなくてもできることの知恵も必要なんですね。
利公さんが昨年末に壮年支部副部長を受けられましたが、お役に対する今のお気持ちはいかがですか。

利公 支部の壮年さんが活躍できる機会を増やしたいという思いはずっとありました。支部部長さん、支部の壮年さんたちの支えになれる役だと思っています。

──ぜひ、これからも支部壮年サンガを盛り立ててください。
子どもの頃から様々なご苦労を引き受けてこられた利公さんですが、現在、父親として大学生と高校生のお子さんの成長を見守っておられると思います。ぜひお子さん方への思いをお聞かせください。

利公 一言では言い表せない程、私を幸せにしてくれてありがとう!

──里予さんもお願いします。

里予 私たちのところに生まれてきてくれてありがとう。出会いを楽しんで豊かな人生を!

──メッセージを受け取られたお子さん方の感想をきいてみたいですね。
では、出会いと対話のなかで相手への理解を深めているお二人のご活躍に、これからも期待しています。
ありがとうございました。
二人で何度もメロイックサインの練習(ふだんはしないとのこと)
※正しくは人差し指も立てるそうです。

info
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アフリカへ毛布を送る運動
※昨年2022年が運動の最終年でした。

これまでの38年間の取り組みで400万枚を超える毛布をアフリカへおくることができました。貧困や自然災害、紛争、HIV/エイズなどさまざまな問題で困難な状況にある人たちに直接的な支援をしてきました。
ボランティアとして人材を迎え入れて“人づくり”を行いながら運動を推進してきたことも大きな成果です。

12/18/2022

【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】法華経全品の学びでメタモルフォーゼ・大澤一惠

令和4年に変容した人といえば、この人!
地区主任の大澤一惠さん
今年「菩薩を育てる菩薩の自覚を得る」ための会員教育Ⅲを受講して、法華経全品を学んだ。
文書布教主任、少年部副部長、婦人少年部支部部長と府中教会で役を積み重ね、地区主任は7年目の中堅として活躍中。
そんな大澤さんに、これまでの府中教会での歩みと、会員教育Ⅲの学びを経た今の気持ちを聞いてみた。
(聞き手:佐藤)
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マスクの下が気になる

◆祖母を喜ばす信仰から、自分が楽しむ信仰へ

──府中教会との縁はなんですか。

小学生の頃から、母の勧めでガールスカウトに入ったり、コーラスに参加したりしてました。
教会に行っているという感じではなくて、ガールスカウトが終わってからはしばらく離れてました。

──では再び教会活動に出るようになったのは。

大学時代の学生部活動を経て、東京教区の青年幹部教育に出させてもらったことですが、実は……イヤでイヤでしょうがなかったんです。

──え? なぜですか。

祖母が「一生のお願いだから!」と言うので、祖母が喜ぶならと、奉献の役などに出ました。でも教育は参加しても、引き気味でした。

──そうなんですか。なのに参加していたのですね。

積極的に教育や活動に参加したいという感じじゃなく、重い足取りで行ってました。
一緒に教育を受けた仲間たちと、
青梅練成(東京青梅市の山中にある青梅練成道場での研修会)にも学生部リーダーとして参加しましたが…
それでも、まだ引いていました。

──学生部時代はずっと引いてたと。活動が楽しいと思えた転機は何ですか。

結婚して婦人部になってからは、子どもを連れて仲間たちと一緒にいろいろな話をしたことでしょうね。

娘の卒業式、三人の娘の母としての顔。


──婦人部が楽しいと思ったのは仲間とのどんなふれあいですか

気持ちが分かり合えていろんな話ができた仲間とは、今も一緒に地区主任をしています。
あの頃「きずな」という府中教会の月刊紙を婦人部たちで編集していました。そこでの仲間とのやりとりが楽しかったですね。

──結婚生活や子育ての体験を共感し合える仲間の存在は大きいのでしょうね

お茶会をしたりヨガをしたり、私より若い世代の婦人部は楽しい活動を工夫していた時期もありましたね。

◆主任としての覚悟、菩薩を育てる会員教育Ⅲへ

──主任を受けたことができたのはなぜですか。

当時の教務部長さんの声かけの印象が強烈でした!
主任と支部教務員の役を同時に受けたのです。

──えー!? 二つの役を一緒に。

はい、地区主任だけより、支部教務員として教務員仲間と話ができたほうが楽しいわよと。

──声をかけてもらって、どう思いましたか。

とうとう来たかと。

──では、予感していたと。

断る理由がないので、お役の話が来たら受けようと思っていました。ただ、自分が主任のお役とはそのときは思っていませんでした。いろいろなお役をさせていただき、関わっていただいた方がいるおかげで今の私があることに感謝しています

──秘めた覚悟があったのですね。
今年、会員教育Ⅲの学びを経て、どんな主任でありたいと思いますか。

まずは組長さんたちに頼ってもらえるように、話しやすい主任になりたいですね。
でも、まだまだ先輩主任さんに頼ってしまいます。先輩たちは
一から、精一杯教えてくださるので本当に有り難い存在です。ついそこに甘えてしまうので、自立していかないと。これからは、地区の会員さんにこまやかにお声かけして、自ら手をとっていきたいです。

──主任にもいろいろな先輩たちのモデル、タイプがありますが、大澤さんは「仕事を持つ主任」の一つのモデルかと思っています。

仕事をもって社会に出てよかったと思います。外で仕事をするということは、甘えがきかないので厳しいです。でも時間のやりくりが大変と思って逃げていては、社会では通用しないと思っています。

──主任としての学びがお仕事で活かされ、またお仕事の厳しさを乗り越えて、主任としても地区のみなさんに真心を尽くせるのですね。

はい、これからもまわりの人に話をしてもらえることを目指して、手をとっていきたいです。

──会員教育Ⅲの受講をとおしての大澤さんの学びは「相手に話をしてもらえるようになる」「相手を理解し、
添っていくこと」がキーワードでしたね。一皮も二皮もむけて、さらにまわりの人たちに寄り添うことができる大澤さんに。おばあちゃんの「一生のお願い」を、今は菩薩として引き受けている力強さを感じました。ありがとうございました。

大澤家の四女、はなちゃん。癒やし系。


info
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「会員教育」についてはこちらから
習学ガイド(しゅうがくガイド)
会員教育Ⅰはどなたでも参加できます。
参加者全員がオンライン会議システムZoomで会員教育Ⅰを受講できるようになりました。

青梅練成道場(おうめれんせいどうじょう)
青梅練成道場は、立正佼成会会員の研修施設として1966(昭和41)年に開設されて以来、世界平和に貢献できる人材、特に次世代を担う青少年育成の場として、歩みを続けております。

12/04/2022

【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】DIVEを続ける美容師・吉沼啓二朗

 ボサツウォッチャー・サトウがお送りする【府中教会ボサツ☆メンバー紹介】はじめました。
キラキラ輝きのある人、ギラギラ情熱をもった人、菩薩(ボサツ)な生き方は人を魅了します。そんな府中教会のメンバーを紹介する企画です。
1人目は、府中教会の青年部長としてオンラインとリアルの往還を自在に操り、青年たちをあたたかく照らす吉沼啓二朗さんです。
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今年11月15日、開祖さま生誕会の日に、法華経を生きる美容師が新店舗をオープンした。
庭野日敬開祖のチャレンジし続けた生き方をインストールしたのは、府中教会で青年部長を務める吉沼啓二朗さん

昨年5月、青年の日まであと数日に迫る中、何かできないかとウズウズして、突如、動画を公開!

未知の海へDIVEし続ける。
明るく、優しく、あたたかい春の日差しのような吉沼さん。

さらに、今年12月4日開祖ご命日にはこちらのビデオメッセージも届けてくれた。
吉沼、新店舗オープンしたとさ

新店舗の準備に奔走する中、春から秋にかけ、立正佼成会本部「苗代プロジェクト」に参加し、開祖のダイナミックな発想を学んだ
あの自在な発想はどこから来るのか?
あんな風な見方に少しでも近づくにはどうしたらよいのか?
これまでの教育とはまったく違った、インターネットを使った演習型プログラム。
開祖の大胆なアイデアを読みほどいた、吉沼さんのギラギラな活躍から目が離せない。

DIVEが止まらない吉沼さんが、次に飛び込む未知のセカイを一緒にのぞいてみませんか?

info
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開祖 庭野日敬 にわの にっきょう
庭野日敬(にわの・にっきょう)開祖は、1906(明治39)年11月15日、新潟県中魚沼郡十日町大字菅沼(現在の十日町市菅沼)に生まれました。 人に尽くすことを喜びとし、人望の厚かった祖父・重太郎や、「なるべく暇がなくて、給料の安い、骨の折れる所へ奉公するように」と諭す実直な父・重吉らの教えを受け、16歳の夏に上京。その後、漬物店、牛乳店などを生業とする一方、恩師である新井助信師や長沼政(のちの長沼妙佼脇祖)との出会いを経て、立正佼成会を創立したのは1938(昭和13)年3月5日、31歳のときでした。 「人を救い、世を建て直す」。その願いと使命感を胸に、以来、一心に法華経に帰依し、慈悲の実践に徹しました。 
庭野日敬開祖 プロフィールの続きはこちら