10/10/2023

秋は実のある書を読む季節──【アンケート】イチオシ開祖さまご著書

書物は、道を究めた方々の知恵や経験が集積されたものです。その一端に触れることで、未知なる世界を知り、見識が広がります。それは、いわば「心の食物」を摂ることにほかなりません。

(中略)

「読む時間がない」「ネットで十分」という人もいるかもしれません。しかし、心の栄養が欠乏しないように、毎日、わずかな時間でも、読書に親しむ習慣を身につけたいものです。

会長先生は『躍進』法話録(2020年10月)で、このようにご指導くださっています。


また、『佼成』の開祖さまご法話(1977年10月)「秋は実のある書を読む季節」では「旅する者が故郷を恋い慕うように、魂の奥へ奥へ、奥にあるなにものかへと、しきりに回帰するのがこの季節」としたうえで、読書を勧めています。

内への回帰の一つの現れとして、わたしどもの志向は読書へとおもむきます。それも、どっしりとした、読みごたえのある、永遠の生命を秘めた書籍へと、自然に手は伸びてゆきます。もしそうでない人がいたとしたら、気の毒ながら、その人は知的に行き止まりで、ちょうど実を結ばぬ植物のようなものだといっても、さしつかえはないでしょう。


10月13日は日蓮聖人の遠忌。

日蓮聖人の言葉に「法華経は色読せよ」とあります。色読するとは、からだで読むということ。からだで読むとは何か分からない人は、法華経を読んで感動したところがあったら、それを他の人に伝えてみるとよいそうです。「人に伝えるという積極的な行為をすれば、ただ受動的に読んだときと違って、その教えがひじょうにクッキリと自分の胸に刻み込まれる」と開祖さまはご指導くださっています。


10月4日は開祖さま入寂会、11月15日は開祖さま生誕会。この2ヶ月は開祖さまへの追慕讃歎、報恩感謝を深める月です。

開祖さまがのこされた数多くのご著書で、みなさんが感動したところをぜひ他の人に伝えてみませんか。


こちら、イチオシ開祖さまご著書アンケートへ皆さんの感動をお届けください。

(下の青い文字をタッチするとアンケートフォームが開きます。)

イチオシ開祖さまご著書アンケート



10/08/2023

生誕地まつり〜府中50周年御願い参り

庭野日敬開祖生誕の地、新潟十日町で10月8日に行われた「生誕地まつり」。

府中教会の幹部、周年実行委員有志含む13名で、来年50周年の御願い参りとして、生誕地を参拝した。

お祭り前日には菅沼の開祖さまご生家、生誕地道場、ご墓所、諏訪神社へ。

ご生家の天井には青梅の葦が使われている。葦刈奉仕の皆さんが一本一本に書き込んだ「願」が見える。



開祖さまのお父様、お母様お二人だけの墓石がある。大家族の中で暮らしてきたご両親に夫婦二人で過ごしてほしいという開祖さまとお兄さまの願いでつくられたという。


開祖さまが青年時代に御神楽を舞った諏訪神社へ

雄々しい狛犬がお迎え


8日の朝撮影(撮影地は十日町市戊)
開祖さまが歩いたかもしれない十日町の山間。
稲刈り後の田園風景をお楽しみください。










5年ぶりに開催の生誕地まつりは晴天に恵まれ、応援の府中教会メンバーの声も弾む。
十日町教会の行進では新米のプレゼント

府中教会の楽しい応援に近寄って握手するゲスト(十日町の踊りの先生)


お祭りの詳細は十日町市観光協会のホームページでご確認を。


来年は、府中教会発足から半世紀。

ありがとう50周年
未来への道を
感謝と共に
明るく元氣に歩みます


10/01/2023

10月15日はお会式・一乗まつり!


青梅の青空に輝く纏

府中教会での練習の様子などをお伝えしてきましたお会式・一乗まつりは
10月15日(日)本番

立正佼成会では、日蓮聖人のご遺徳を偲び、本会創設者である庭野日敬開祖の「一乗の精神」を受け継ぐ決意をこのおまつりで表現してきました。
おまつりをあたたかく見守ってくださる地元の方々や、沿道で応援してくださる皆さまへ感謝の気持ちを込めて、明るく、楽しく、こころひとつに行進したいと思います。


本番のプログラムが公開されましたのでご案内します。
記事の後半には、9月末の総合練習の様子も。

「お会式・一乗まつりWEBサイト」では前回(2019年)のダイジェスト動画や開催チラシなどを見ることができます。

府中教会の青年たちが参加する
多摩支教区の行進は16:30発進です。
一乗行進タイムテーブル

行進に先立ち、府中教会の青年が、
一乗行進に参加する東京教区全21団体を代表して、
13:20からの発進式にて「発進宣言」
を行ないます。
場所は普門エリア(普門館跡地)です。


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多摩支教区では9月末、秋晴れの中、青梅練成道場で総合練習が行われました。
男子纏2基、女子纏1基、学生纏1基、合計4基の纏を出します。


誘導棒、拡声器を持ってコースの確認へ向かう隊長と伝令。
オモテに見えない地道な下準備が多い役です。


練習中の青年たちの身心を癒やすドリンクコーナー。
裏方のみなさんのこまやかな心遣いが冴えます。

隊列全体のお囃子のリズムを合わせる目印、大団扇。
両面に
「三鷹 小金井 小平 調布 府中 東村山 立川 豊田 南多摩 西多摩 八王子」
『異体同心』の多摩支教区11教会の教会名が載っています。


当日は、皆さまの応援よろしくお願いします!

9/29/2023

府中教会ニュース10月号<WEB版>

府中教会の開放日(参拝可能日)や、府中教会ならではのニュースやご案内、「青年部Info」では青年部の活躍など、月一回のスペシャル情報を読むことができます。
紙面でもWEB上でも、いつでもどこでも読みたいときに開いていただければ幸いです。


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2023年10月
心も体も傷つける「怒り」

▼こちらから会長法話の全文がお読みいただけます。
立正佼成会 会長法話
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10月4日は「開祖さま入寂会」です。
 開祖さまが創設した「世界宗教者平和会議」は、1970年(昭和45年)に第1回大会が開催されました。長年、対立と分裂の歴史を繰り返し、時には争いの要因を生み出してきた宗教者が、手を携えることなどできるのか―― 当時は宗教協力の実現を疑問視する人々もいるなか、開祖さまはひたすら世界の宗教指導者に理解と協力を求め、宗教協力活動に心血を注ぎました。

 会長先生は、2001年9月11日アメリカ同時多発テロのあと、10月にはニューヨークへ、翌年の1月にはイタリア(平和祈願の日の集い)へ出向かれました。6月にはアジア宗教者平和会議(ACRPⅥ)に臨まれるにあたり、世界の諸宗教者へ向けた平和に関するスピーチに、会長先生はどのような思いを託されたのでしょうか。
  『躍進』6月号「怨みを超える」で、「かけがえのないいのちをいただいている大切な時を、怨んだりいがみあったりすることに費やすのはもったない」とし、次のように述べられています。
これは仏教の根本である無常の法を自覚することによって得られる智慧であり、その自覚、その智慧が怨みを捨て去る力となるのです。「怨みを超える」の「超える」とは、真理を自覚することを意味しているのです。
こうした自覚があれば、忍辱の教えを受けて相手に譲歩したときでも、それを負けや屈伏と受けとめることはないと思うのですが、もしそのように感じるのであれば、「負けた」のではなく「負けることができた」と受けとめてはどうでしょうか。

10月は、宗教協力活動に心血を注がれた開祖さまに学び、自他ともに穏やかに生きる智慧として、ときには「損をする」ことで、怒りに冒されない生き方を心がけてまいりましょう。

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