6/01/2023

府中教会ニュース6月号<WEB版>

府中教会の開放日(参拝可能日)や、府中教会ならではのニュースやご案内、「青年部Info」では青年部の活躍など、月一回のスペシャル情報を読むことができます。

紙面でもWEB上でも、いつでもどこでも読みたいときに開いていただければ幸いです。
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2023年6月
季節の風物に心を寄せて
▼こちらから会長法話の全文がお読みいただけます。
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今月も、これからの時代を生きる人(だれもが共にこれからの時代を生きる人だと私は思います)と真理のはたらきを楽しみ、味わい、語りあってまいりましょう!

▼タイトルをタッチするとファイルが開きます。

5/28/2023

フードバンク府中の食料支援活動に参加して


昨年末から、私はフードバンク府中の食料支援活動にボランティアとして壮年部長さんと一緒に参加しています。

フードバンク府中は「一食を捧げる運動」のご縁で私たちと関わるようになりました。
この団体は、学生への食料支援を行っています。具体的には、府中市内在住・在学の学生に向けて食品の配布を行っています。特に、留学生やイスラム教の方々が多く支援を受けています。
毎月1回、月末の土曜日に府中市立ふれあい会館で支援活動が行われています。

私たちはそこで食品の仕分けやパッケージングを手伝ったり、学生さん達に食品を配布するお手伝いをしています。活動に参加すると、食料不足に悩む学生たちの笑顔を見ることができ、とてもやりがいを感じています。


食料支援活動では、毎回多くの学生が集まります。彼らは授業やアルバイトに忙殺されながらも、食料不足の問題に直面している現実を抱えています。しかし、そんな彼らの笑顔と感謝の言葉を見ると、私たちの取り組みが意味を持っていることを感じます。

今日は特に嬉しいことがありました。大学生のNさんと青年女子部のHさんが初めて参加してくれたのです。彼女たちは食料支援活動に関心を持って参加してくれました。彼女たちの元気な姿勢と助け合いの精神は、私たち壮年にとって大きな励みとなりました。

法華経の教えによれば、他者の幸福を願い、行動することで自己の成長や喜びを得ることができるとされています。この食料支援活動への参加を通じて、私はその真理を実感しています。学生さん達の笑顔と感謝の言葉は、私にとって最高の報酬であり、自己成長の証とも感じています。
フードバンク府中の食料支援活動は、ただ食料を提供するだけではないと思っています。
例えば、学生さん達とのふれあいの場を提供し、心の支えとなっています。ただ食べ物を届けるだけでなく、学生さん達との会話や交流を通じて、彼らの心に温かさと希望を届けることができます。
また、食料支援活動へのボランティア参加は、私たちの日常生活においても大きな影響を与えます。私たちは自分の幸せや充足感を追求する一方で、周りの人々の困難にも目を向けることも重要と思います。食料の豊かさに恵まれている私たちは、その恵みを分かち合うことでさらなる充足感を得ることができると思います。

フードバンク府中の活動は、地域の絆を深める上でも重要な存在です。私たちは様々な世代や文化を超えて協力し、食料支援活動を通じて地域社会に貢献しています。
これからも私は、さまざまな人々と手を取り合いながら、困っている人々の力になるために尽力していきたいと思います。

5/21/2023

青年の日、大安心に包まれて

私という存在は、ほんの一粒のしずくにすぎないかもしれない。
でも、その一滴がなかったら、世界を変える流れはうまれない。
大河の一滴になろう。青年の日。

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子どもたちが教会を駆け回る姿に元気をもらい、青年たちの笑顔に場が和み、教会幹部みなさんが青年を応援する真心と愛情いっぱいの支えで、大安心に包まれた府中教会青年の日。

笑顔でみなさんをお迎え♪


来年は府中教会発足50周年。ということは、50年にわたりこの府中の地でたくさん先輩方が教えを弘めてこられたということ。
その感謝を胸に、まず目の前の多摩川沿いの歩道から清掃奉仕を行いました。

多摩川沿いより教会まわりのほうがゴミがあったね…


清掃奉仕のあとは、今、ここで集える喜びいっぱいに、バーベキューでお腹いっぱいになりました。

BBQができる駐車場って有り難い!

BBQお手伝いのスーパー壮年のみなさん!

美味しそうに焼けてきました!

焼きマシュマロタイム♪ ここでも炭番の壮年さん大活躍!

この笑顔☆作ってくださったみなさんもうれしいはず!

笑顔の奥には、様々な思いがしまってあるのかもしれません。抱えたままの荷物をいったんおろして分かち合えるような、あたたかいサンガの輪に包まれた一日でした。

Info
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青年部の大志プロジェクトは、今年、第七次三カ年計画(通称「ナナジ」)の2年目。
青年が抱える様々な負を置き去りにせず、みんなで語り合い学び合う3年間です。

ナナジの3つのテーマとキーワードは、
昨年1月号の「青年部Info」掲載のこちらをご覧ください。



5/11/2023

『モン トレゾール(わたしの宝物)』vol.2 自由・不自由について

わたしは、仏さまの教えをもとに、出会うご縁によって心を磨いている永遠の乙女『マリリン』です。




佼成に掲載されている『開祖法話アーカイブス』が好きです。
開祖さまから直にご法話を頂戴しているような気持ちになり、とてもありがく読ませて頂いております。

『佼成』2023年5月号 p.36〜 開祖法話アーカイブス
「♦我を捨ててこそ自由あり」(p.40)より
抜粋して紹介させて頂きます。

   ☆☆☆
 自由・不自由は、つまるところ現象の上にあるのではなく、心の中にあるのです。あなたの身辺の諸現象をよくよく見直してみてごらんなさい。束縛とか、不自由とかが一切なくなることがありうると思いますか。(中略)
 タゴール(インドの大詩人。東洋人として初のノーベル賞を受けた人)は、こう言っています。「人間の自由は、苦痛を救われることにあるのでなく、その苦痛を愉悦の一要素に変えるところにある」と──。まことに至言と言わなければなりません。
 それならば、どうしたら苦痛を愉悦にかえることができるか。道はただ一つ、さきにものべましたように、できうる限り”我“を忘れることです。仕事に打ち込む働き人も、愛し子の世話をする母親も、その瞬間において我を放棄しているからこそ、苦の中に喜びを感じているのです。まことに、真の自由は我を捨てるところにこそあるのです。
   ☆☆☆


わたしは苦痛を救われることに自由があるのではないんだ! という衝撃と「苦痛を愉悦の一要素に変える」のかと、なるほど…苦痛が救われる、なくなることで自由になると思っていたわたしにとってこのご法話が心に響いたのです。
毎日、毎日いろんなことがあり、泣きたくなったり、激怒したり、なんにもない日をしあわせだねって笑い合えたり…
そんな日々の時間を、ほんの少しでも一秒でも”我”を放棄して寄り添えるわたしでありたい。
(ポイントは…嫌な感情を引きずらないこと!!)
まだまだ愉悦、とまではいかないけれど同じことでも苦痛でない日もある。(とんびー効果?!)反対に、ものすごく苦痛に感じる日もある。苦痛に感じるそんな日はじっくりと自分の心を見つめていきたいと思います。合掌