戦争をするのであれば議員など要らないのです。
私たちは、周辺の状況がどうであれ、平和を維持すること、そのために知恵を出すことが我々政治家の務めではありませんか。
──ある政治家の言葉です。
今まさに参議院選挙戦が繰り広げられていますが、東京ではその前哨戦とも言われた都議会議員選挙が行われた6月22日。
この日、府中教会の少年部と学生部が平和学習のバスツアーに参加しました。
学生部のなかむらゆうかさんが、その様子を記事(手描きイラスト作品仕立て)にしてくれましたのでご紹介します。
(以下、記事・イラスト:なかむらゆうか)
↑青い文字をタッチするとPDFファイルのレポートが開きます。
苗代バスツアーとは?
東村山教会さん主催で行われた
平和学習のためのツアー。
大人も子供も楽しめるものでした。
府中教会からは教会長さん、私含む
4人で参加させていただきました。
なかむら
今回バスツアーに参加させてもらった引率役の大学生。ツアーで思ったことを描かせていただきます。

クローズアップしてみましょう。
丸木美術館
原爆の直後を実際に見た丸木夫妻が世界に原爆の恐ろしさを伝えようと夫婦で描いた「原爆の図」の展示のために作られて美術館。
原爆以外にもアウシュビッツや南京事件、水俣病あんどの巨大な絵画。
夫婦が実際に使っていたアトリエも展示されている。
「原爆の図」は屏風に描かれた、計15部にわたる大作で、そのうち14部は丸木美術館、15部目は長崎に展示されています。黒と赤と白を基調としたリアルタッチな絵画はとても生々しく、没入させるように原爆の恐ろしさをこちらに伝えてきます。
壁いっぱいに描かれたアウシュビッツや南京事件水俣病の絵画。
学校で学んだからこそ意味がひしひしとつたわりました。
(個人的にはこんなに大きな絵を描くなんて途方もないな・・・と思いました)
丸木夫妻のアトリエ。
時代を感じる落ち着いた場所でした。
個人的には大道あやさん(丸木夫妻のお孫さん)が描かれた「解放」の左下はじのニワトリが可愛いと思いました。
ぜひ実際に行ってみて探してみてください!

何度か戦争について学んだことはありましたが、今まで以上に戦争、原爆のおぞましさを痛感しました。正気を無くした人々の愚かさが、ここまでも悲惨な結末を残したと思うとゾッとします。
3スポット目は
ピースミュージアム
こども動物公園のすぐ近くにある戦争の記憶や実際に使われていた武器や備品、遺品が展示されている博物館。オリジナルの映画や、展望台から遠くの景色が眺められる。空襲体験で防空壕に入ることができる。

前述した通り、戦争のおぞましさが伝わりました。学校教育や娯楽にまでプロパガンダでいっぱいで皆冷静に考えられないように教育されていたのだなと思いました。また今でも戦争は完全になくなってはいなくて、現在も戦争で苦しんでいる人がいると思うととても複雑な気持ちになります。
人類から戦争を完全になくせるだなんて微塵も思いませんが、戦争で苦しむ人が少しでも減ってくれたらいいなと深く思いました。
当日はありがとうございました。レポお見事です!
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