12/02/2024

【ありがとう50周年】府中教会ニュース12月号<WEB版>

おかげさまで、府中教会50周年イヤーはめでたくクロージングとなり、51年目へと新たな一歩を踏み出してまいります。



今月号の会長先生ご法話は

出会いが育てる
──敬する心・恥じる心②

法華経・化城諭品の一節「願わくは此の功徳を以て 普く一切に及ぼし 我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜん」に西行法師が重ねた和歌

秋の野のくさの葉ごとにおく露を
あつめば蓮の池たたふべし

この露とは、仏性のことだそうです。

周囲に悩んでいる人や困っている人がいたら手を差しのべ、その出会いを機に仏縁を広げて、地域社会を仏性の光り輝く蓮池にしてまいりたいです。

自分のおかれた場所を光輝く蓮池のようなオアシスにするためには、まずは、家庭や職場、地域におけるあいさつと思いやりの実践から。
今年一年、心に描く蓮池は仏性でいっぱいでしょうか。


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。
府中教会ニュース12月号

府中教会の3階から見える富士山
(令和6年11月30日撮影)


──今月の記事──
▶12月会長法話
 出会いが育てる
 ──敬する心・恥じる心②

会長法話全文はこちらから

▶12月府中教会開放日

▶50周年記念式典(11月1日、3日)フォト








11/26/2024

★50周年special★その3〜周年記念式典のピアノ伴奏を通して(亨 嘉子)

11月1日と3日に開催された府中教会50周年記念式典。

冷めやらぬ感動はまだまだ続きそうです。

3日のオープニングとエンディングで「空のカケラ」のピアノ演奏を担当した亨 嘉子(とおる よしこ)さんより感想が届きましたので、掲載いたします。

歌との合わせ練習
                       

 府中教会発足50周年記念式典のピアノ伴奏を通して(亨 嘉子)

 この度は府中教会発足50周年の記念式典にて、ピアノ伴奏という大切なお役をいただきまして、誠にありがとうございました。

青年部オリジナルの楽曲は、とても心に響き、清々しい感動が伝わる素晴らしい曲でした。

今回、「空のカケラ」チームの皆様との出逢いがあり、久しぶりに教会の活動に参加させていただいた私でしたが、皆様には自然な雰囲気の中で受け入れていただき、いつも温かく接していただきました。

チーム・ソラカケのメンバー
いつも楽しそうな三人

他の環境では感じられないような安心感を感じ、皆様が日々、仏様のご修行を一生懸命されていらっしゃる賜物と、とても感動致しました。

本番が近づいてくると緊張感や不安が気持ちを襲ってくるようにもなりましたが、練習でチームの皆様にお会いすると、沢山の思いやり、優しさ、笑いに囲まれて、私への信頼感も感じ、それが大きな勇気となりました。

本番オープニング演奏(記録映像より)

まさに、「空のカケラ」の楽曲の世界観を私は肌身で感じることができ、『信頼しているチームの皆様と一緒に演奏できる。』という素晴らしい体験をさせていただきました。今回のお役を通して、楽曲に込められた想いと共に、私にとっても大切な人生の宝物となりました。

チームの皆様、応援し続けて下さった方々、関わって下さった方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。
(亨 嘉子)
当日は黒のドレスで華麗にキュートに
           
本番終了後のひととき
お母様と支部のみなさん


「空のカケラ」YouTube公開中
(赤澤大輔さん制作による音源)


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★府中教会50周年の感想大募集!★
ホームページに掲載したい写真(写っている方の許可を得たもの)も添えてお送りください。
fuchu.since1974@gmail.com(府中教会ホームページ担当)まで

11/19/2024

★50周年special★その2~一歩から広がる「ふちゅーむ対話」~

 11月1日と3日の2DAYSで開催された「府中教会発足50周年式典」

式典をとおして出会った喜びの余韻を味わいつつ、50周年special記事で、冷めやらぬ感動をお届してまいりたいと思います。

   ☆☆☆

あたたかい先輩方に育てられた青年たちが、3日の講演会では明るく元気に活躍する姿を見せてくれました。

その一つが「ふちゅーむ対話」です。

周年実行委員の古山華代さんが中心となって企画、準備を進めてきました。

5人の学生たちが「スピーカー(話者)」となり、講演くださった作家の荒川祐二さんとの対話の時間をいただきましたが…

本番に至るまでには、華代さんの様々な葛藤がありました。


当日、荒川さんとの対話の様子



そんな華代さんがスピーカーの学生たちのためにプレゼンした資料にそって、準備の様子をご紹介します!

スライド00

9月後半。お会式・一乗まつりの練習に来ている学生に、ふちゅーむ対話の説明をするため、教会にPCを持って来てくれた華代さん。
学生たちは真剣に画面を見て説明を聞いていました。


スライド01

当日は8:15集合で打ち合わせ、準備の上、みんなで荒川さんのお出迎えをさせていただきました。


スライド02

「ふちゅーむ対話」は40分間のガチンコ一本勝負。


スライド03

ところで、荒川祐二さんって?
スピーカーの学生全員が荒川さんの著書『半ケツとゴミ拾い』を読み、荒川さんとの出会いに向かいました。


スライド04

ふむふむ、「ふちゅーむ」対話のイメージはつかめたかな。
(スピーカー代表は4人から5人に増えました!)


スライド05

質問を考えるための2つの軸を設定!
質問に悩んじゃっても華代さんが丁寧に相談に乗ってくれます。



スライド06


本番1週間前にリハーサルもありました!

↓リハーサルの様子がこちら
リハでは、元青年(!)のお二人に荒川さん役と学生役の”代役”をお願いしました。



スピーカーとして登壇した学生の感想をご紹介します。

 今回、ふちゅーむ対話のスピーカーのひとりとして参加させて頂きました。
荒川さんへの質問で、嫌がらせをしてきた人たちは何故そんなことをしたのかという問いに対して、嫌がらせをする人たちは現状を変えようとせずに、変わろうとしている人を潰そうとしたいからだと答えて頂きました。さらに講座全体を通じて、そういう人たちはやればできてしまうこと(今回の場合はゴミ拾い)を恥じらいや怠けなど、様々な心の作用からできないのだろうと思いました。動機がどうであろうと、続けることは大変な事だし、まして嫌がらせなんて受けてしまえばやり続けることはとても辛いことだと思います。
 しかし、人との繋がりや、決意がそれを可能にさせるものであると講演でよく理解しました。また、そんな中頑張ってきた自分を褒めてあげることも大切だとも気付かされました。 
 私は今受験生で、国公立大学を目指しています。国公立の一般は3月まで続くし、受験科目も多くて諦めてしまう人もかなり多く、さらに推薦で受かって既に進路が決まった人もたくさんいます。正直ここまで⾧期間辛いと思うことはありませんでしたし、自分も投げ出したくなる時も沢山ありました。でも、今回の講座でここまで支えてくれたたくさんの人のありがたさを改めて感じられたし、頑張った自分を褒めてあげてもいいんだって思えました。それを胸にここから先も頑張っていきたいです。今回はありがとうございました!
(高校3年女子)

 


最後に、実行委員として当日はファシリテーターを務めた古山華代さんの感想です。

  今回50周年の青年部のリーダーとして実行委員会に入らせていただき、皆様に本当に支えていただきながら11月3日の式典を作り上げることができました。計画をしていく中で1番悩んだのは、対話のスピーカーのお役の子を選ぶ時でした。前に出て話すなんて恥ずかしくて出てくれないだろうな…と先入観を持っていたので、誘うことに対して後ろ向きな気持ちでした。それでも声をかけてみると前向きに考えてくれる子ばかりで、小さい頃から知ってるみんながいつの間にか大きくなったことを感じ、それだけで胸がいっぱいになる思いでした。

 リハーサルをするまではどんな雰囲気の式典になるかイメージがあまりできなかったのですが、スピーカー5名の個性光る自己紹介を聞いて、本番は大丈夫だ!と確信できました。当日も本当に素晴らしい質問をしていて、私自身とても勉強になりましたし、あの時間は道場にいたみなさんと一緒に学ぶことができた本当に素敵な時間だったと思います。 

 今回一歩踏み出して対話に参加してくれたスピーカーの5名にも、見えないところで一歩踏み出して50周年の式典を作り上げたくださった人にも本当に感謝いたします。51周年目に向けてまた踏み出して、出会って、自分も相手も好きになれる輪を広げていきたいと思います。

(こやまはなよ)


リハーサルの合間にパチリ

11/18/2024

一着の服が生み出すぬくもりで、希望を届けませんか?


 冬服寄付の詳細

  • 寄付収集期間:11月15日から12月15日
  • 収集場所:立正佼成会府中教会 収集BOX

冬の訪れは、寒さだけでなく、人々の生活に大きな試練をもたらします。特に防寒具が十分に揃わない方々にとって、冬は厳しい現実との闘いです。立正佼成会府中教会の一食推進委員会では、地域に暮らす海外留学生や生活困窮者の方々を支えるため、フードバンク府中と連携し、冬服の寄付を募っています。この取り組みを通じて、必要な人にぬくもりと安心を届けることが目指されています。


冬服を必要とする方々の現状

寒さが本格化する冬、私たちは厚手のコートや暖房で寒さをしのぎます。しかし、この「当たり前」の選択肢を持たない人が多くいることをご存じでしょうか。

  • 海外留学生
    異国での生活は、文化や気候に慣れるだけでも大変です。さらに、日本の冬の厳しい寒さに対応するための防寒具を購入する経済的余裕がない留学生も多くいます。彼らにとって、温かい衣類は単なる物ではなく、安心して生活するための「必需品」です。
  • 生活困窮者
    低所得の家庭や支援が必要な高齢者にとって、冬は暖房費や防寒具の負担が重くのしかかる季節です。十分な防寒具がないまま寒さに耐える人々の健康を守るため、私たち一人ひとりの助けが必要です。


喜ばれる冬物とは?

寄付された衣類は、直接支援を必要としている方々に届けられます。どのような冬服が特に喜ばれるのかをご紹介します。

  • ダウンコートや厚手のジャケット
    寒風をしのぎ、屋外での活動も可能にする最適なアイテムです。防寒性能が高いため特に喜ばれます。
  • セーターやカーディガン
    軽量で重ね着に便利。室内外問わず使用でき、汎用性が高いです。
  • 手袋、帽子、マフラー
    体の末端が冷えやすい冬、これらのアイテムは手軽に暖かさを補えるため、特に重宝されます。
  • フリース
    普段使いのできる、寒さをしのぐ重要なアイテムとして需要が高いです。

寄付する衣服は新品である必要はありません。使用感があっても清潔で状態が良ければ問題ありません。誰かにとっての「不要なもの」が、新しい持ち主には「大切な宝物」になるのです。


寄付は簡単です。ご家庭のタンスやクローゼットに眠っている冬物を確認し、必要なくなったものを持参するだけで、どなたでもこの活動に参加できます。


冬服寄付でつながる心

寄付は単に物を渡す行為ではありません。それは、困難な状況にいる人々に「自分は一人ではない」という安心感を与える行動です。温かい衣類は、寒さを防ぐだけでなく、寄付されたという事実そのものが、受け取る人に勇気と希望をもたらします。


「あなたの一着が、誰かにとって冬を乗り越える力となります。」


この冬、あなたの思いやりが地域に広がり、必要な人々に笑顔を届けます。ぜひ立正佼成会府中教会での寄付活動にご参加ください。誰かの生活を支える温かな奇跡を一緒に作りましょう!


一食推進委員会委員長