8/01/2024

府中教会ニュース8月号<WEB版>


今年、府中教会は発足50周年を迎えます。

周年記念式典は11月1日(金)3日(日・祝)に下記のとおり開催されます。


<DAY1>読経供養 

11月1日(金)10時~

読経供養、啓白文奏上、体験説法(第三支部 木原里枝) 他


<DAY2>記念講演 

11月3日(日・祝)10時~

荒川祐二氏 記念講演

鼓笛・バトン演奏演技 他

※荒川祐二さんのプロフィールは府中教会ニュースの2ページめをご覧ください。  

     

「荒川祐二氏 記念講演」担当の実行委員より

「このままじゃだめだ、変わりたい」「でも無理無理、できへん」

葛藤しながらもゴミ拾いを始めた荒川さん。このあとどんな展開が待っていたのでしょうか? 荒川さんの山あり谷ありの経験談を直接聞いてみませんか?

「やりたいことがあるけど、一歩を踏み出せない」「何をしたらいいのかわからない」という人に是非聞いて欲しい講演になっています。人生のヒントになること間違いなしです!!

(府中教会50周年実行委員会)


***


今月号の会長先生ご法話は

「故郷」に帰る私たち


「スッタニパータ」(最古の経集)の一節にある「不死」とは何を意味するのでしょうか。

会長先生よりいただいたこの問いについて、みなさんはどのように考えましたか。


私たちの生命(いのち)は過去から永遠の未来へと流れつづける。

「ふるさと」から出て、「ふるさと」に帰っていく──そのようなイメージ。


私たちの日ごろの行ないが、時間や空間を超えてどこまでも影響を与え続けること。

そうした生前の生き方や人柄が人びとの胸中に生きつづけることも、「不死」の一つの形だと、会長先生はご指導くださいます。


8月はご親族やなつかしい人たちに会う機会も多いでしょうか。

出会った人とのふれあい方が時空を超えてどこまでも影響することを意識しながら、明るいやさしい言葉かけをしてまいりたいと思います。



下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース8月号


──今月の記事──

▶8月会長法話 「故郷」に帰る私たち

▶50周年の盂蘭盆会

▶50周年実行委員メッセージ

 SDGsn私たち~ダイソン大活躍~(長田真規子)

▶8月府中教会開放日


府中教会50周年 記念式典のお知らせ

※2ページめに続けてあります。

7/27/2024

府中教会50周年の「盂蘭盆会」

今年は、府中教会50周年。

特別な年の「盂蘭盆会」が7月15日に開催されました。

ほおずきの袋内の空洞は、お盆に帰ってこられる
ご先祖様の依り代を意味するそうです。


盂蘭盆会に参拝される方々を周年モードで
お迎えできるよう、この日に合わせて外柵に掲示


50周年企画としては、4月7日に地域のみなさまに感謝をこめた「はなまつり」で花カフェを開催しました。

▶サクラも笑顔も満開 花まつり


記録的な酷暑がつづく中にもかかわらず、200名を超える皆さまが盂蘭盆会にご参拝くださいました。

献花、読経供養、お焼香で、供養の誠を捧げ、式典後には「故人を偲ぶ語らいの場」を設け、お茶をいただきながら、仲間との交流を深めました。

故人を偲ぶ語らいの場など会場準備の様子(7月14日記事)


侍者は高校生コンビが立派につとめました。

たくさんの参拝者に、玄関のほうまで椅子を増設して対応


新盆家の皆さまによる献花
BGM「いのちの記憶」の歌が心に沁みました。


読経供養の式衆や戒名読み上げのお役の方のみならず、蒸し暑い駐車場で車の誘導をする方、玄関でお迎えして下足袋をお渡しする方、お席にご案内をするため立ちっぱなしで参拝者が困らないように心くばりをする方、そして、地区の皆さまをお誘いして、当日は参拝者の送迎をされた方・・・

たくさんの方々のお力を結集して、盂蘭盆会を執り行うことができました。

誠にありがとうございました。

式典のあとには皆さまよりお焼香をいただきました。



11月には、いよいよ「府中教会発足50周年記念式典」がございます。

1日(金)は、
読経供養を行ない周年啓白文を読み上げます。

3日(日・祝)は、
記念講演がございます。
ゲストは作家の荒川祐二さんです。


詳しくは「府中教会ニュース8月号」をご覧ください。

こちらホームページでもWEB版のご案内を公開予定です。

7/24/2024

『モン トレゾール(わたしの宝物)』母の靴下

わたしは、仏さまの教えをもとに、出会うご縁によって心を磨いている、永遠の乙女『マリリン』です。


先日、母のお見舞いへ行って参りました。


行く度に、色々な表情を見せてくれる母。

最近は、あまり喋らずに黙っていることが多くなったような気がする。


わたしがクリスマスプレゼントにあげた靴下をはいていた。


とてもきれいな刺繍がほどこしてあるエンジ色のもので、例えるなら、大相撲幕内力士の遠藤がつけてるまわしの色、もしくはたべっ子どうぶつの袋の色の靴下。



(写真参考)


靴下の右と左が逆だったから、直してあげたいと思ったけれど、面会時間は15分。時間もったいないし、なんか勝手にそんなことするのもなんとなく悪いかなと、第一に母が嫌がるかなと想像し躊躇した。


面会時間は15分と決まっているが、この日はいつもより少し長めに面会することができた。


帰り道

面会時間が延長されて嬉しいはずなのに、元気がない母の姿が脳裏に焼きついて、こちらも元気がなくなってしまう。

やっぱり、母の面会後はどうしてもメンタルがやられる。


こんな日は、好きなものを食べて

早めに寝るのが一番だ。



次の日の朝

やっぱり、靴下直してあげたかったと

涙がこみ上げてきた。


出来なかったことに、後悔してしまう。


出来たことよりも、つい出来なかった方にフォーカスする。


悪いクセだ。





しょぼくれながら、洗濯物を干していると、起きてきた兄ちゃんが声をかけてくれた。



(※動画の再生には、二段階操作が必要となります。)


やっぱり、誰かと【共有する】って大切だなと思った。


ひとりで考えてると、出来なかった後悔や悲しみがこみ上げてしまうけれども(それも大事かもしれないけど)




誰かに話すことで

自分と違った反応を見て

“そんなに辛いことではなかったかも“と思える

違った角度が見えてくる。


心にこびりついたモヤのようなものがとれた気がして

見ていた出来事が、明るい景色へと変わる。


いつの間にか

笑い話に変わったりもする。



兄ちゃんがいてくれて

兄ちゃんの妹でいられて

本当にしあわせだと、心底思う。


いつもは塩対応な兄、だが絶妙なタイミングで優しい

しょぼくれマリリンのときは、無塩。


グレープフルーツをむいてくれた兄

参照…http://rkk183.blogspot.com/2023/06/vol3.html


母ちゃん

今度は自分であれこれ考えすぎないで

「靴下、直そうか?」って、聞くね。


そして、また兄ちゃんに報告しよう。


ありがとうございました。

合掌



7/14/2024

【7/15盂蘭盆会】故人を偲ぶ語らいの場

7月15日、盂蘭盆会式典が開催されます。

前日にはつつがなく準備をととのえ、御宝前荘厳、会場などを設えました。



府中教会50周年、今年の盂蘭盆会は、壮年部の皆さんのおもてなしによる「故人を偲ぶ語らいの場」がございます。

皆さまのご参拝をお待ちしております。

お席をご用意しております。


語らいの場ではゆったりとどうぞ


侍者のお役は高校3年生コンビが初挑戦!
ビデオで作法を学んでから練習。
壮年さんたちが優しく教えてくださり、お二人はすぐに所作を覚え、落ち着いてリハーサルができました。