わたしは、仏さまの教えをもとに、出会うご縁によって心を磨いている、永遠の乙女『マリリン』です。
先日、母のお見舞いへ行って参りました。
行く度に、色々な表情を見せてくれる母。
最近は、あまり喋らずに黙っていることが多くなったような気がする。
わたしがクリスマスプレゼントにあげた靴下をはいていた。
とてもきれいな刺繍がほどこしてあるエンジ色のもので、例えるなら、大相撲幕内力士の遠藤がつけてるまわしの色、もしくはたべっ子どうぶつの袋の色の靴下。
(写真参考)
靴下の右と左が逆だったから、直してあげたいと思ったけれど、面会時間は15分。時間もったいないし、なんか勝手にそんなことするのもなんとなく悪いかなと、第一に母が嫌がるかなと想像し躊躇した。
面会時間は15分と決まっているが、この日はいつもより少し長めに面会することができた。
帰り道
面会時間が延長されて嬉しいはずなのに、元気がない母の姿が脳裏に焼きついて、こちらも元気がなくなってしまう。
やっぱり、母の面会後はどうしてもメンタルがやられる。
こんな日は、好きなものを食べて
早めに寝るのが一番だ。
次の日の朝
やっぱり、靴下直してあげたかったと
涙がこみ上げてきた。
出来なかったことに、後悔してしまう。
出来たことよりも、つい出来なかった方にフォーカスする。
悪いクセだ。
しょぼくれながら、洗濯物を干していると、起きてきた兄ちゃんが声をかけてくれた。
やっぱり、誰かと【共有する】って大切だなと思った。
ひとりで考えてると、出来なかった後悔や悲しみがこみ上げてしまうけれども(それも大事かもしれないけど)
誰かに話すことで
自分と違った反応を見て
“そんなに辛いことではなかったかも“と思える
違った角度が見えてくる。
心にこびりついたモヤのようなものがとれた気がして
見ていた出来事が、明るい景色へと変わる。
いつの間にか
笑い話に変わったりもする。
兄ちゃんがいてくれて
兄ちゃんの妹でいられて
本当にしあわせだと、心底思う。
いつもは塩対応な兄、だが絶妙なタイミングで優しい
しょぼくれマリリンのときは、無塩。
グレープフルーツをむいてくれた兄
参照…http://rkk183.blogspot.com/2023/06/vol3.html
母ちゃん
今度は自分であれこれ考えすぎないで
「靴下、直そうか?」って、聞くね。
そして、また兄ちゃんに報告しよう。
ありがとうございました。
合掌