ある本に、こんな記事がありました。
「他者の幸せを願うお散歩瞑想」
その内容は文字通り、通りすがりの人に対して心の中で「お幸せでありますように」と祈りながらお散歩をするということでした。
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心の中でいうだけで、本当に心がポカポカして、心地良くなります。一回で気持ちが変わりますから、それを習慣にしたら、どれくらい恩恵があるか分からないですよね。
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わたしは、これ!いい!とすぐに飛びつき、早速実践してみてます。(とびつくのは早い。課題:継続)
やってみると、なんとなく心が穏やかになるというか、わたしの心の中にヤンキーと天使がいるとしたら、天使が前面に現れるという奇跡、道も譲ってあげたりなんかしちゃって、すごい優しい気持ちになります。
わたしは、これ応用がきくと思い、通りすがりの人だけに限らず家族に対して毎日のご飯を作るときに「お父さん・お兄ちゃんがしあわせになりますように」「元気でいられますように」「美味しくなりますように」などと魔法をかけるかのように、ご飯を作るようにしてみました。
魔法使いの図
その日の夕食、今まで残しがちだったご飯やおかずを父は少しも残さずに食べてくれました。
たまたまベストな量だったのか、好みの味だったのか、お腹がすいていたのかはわかりませんが、残さず食べてくれたのはとても嬉しかったです。
通常の私は、はぁ…(ため息)「またこれかー」とか言われんのかなーー(レパートリーが少ないので)など思いながら料理をしていたけれど、魔法を使うとはるかに心は穏やか、束の間の天使・マリリン。
穏やかに食事を終えて片付けをしていると、父から「おーい、頼むよー」となにか頼まれ「めんどくせーなー、忙しいんだよー」とブツブツいいながら向かう、いつもは口が悪いヤンキー・マリリン。
(あ、今度からは "わたしもしあわせでありますように" と魔法を追加しよう)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。合掌
相棒の金の鍋『金さん』
作りたて 味まだ染みてない