7/03/2023

一乗 おおらかに、纏 堂々。──府中青年纏、始動!

今年10月15日、4年ぶりとなる「お会式・一乗まつり」が開催される。

府中教会では青年リーダーが中心となり、粋纏会(すいてんかい・纏部)の壮年の支えのもと、纏(まとい)の練習が始まった。

夜の駐車場で棒振りから始めた青年たちの姿を、目映いライトが照らす。




一乗 おおらかに、 堂々。

そんな言葉が浮かぶ。


2006年(平成18年)に庭野日敬開祖は生誕100年を迎えた。

一人ひとりの「一乗 おおらかに、夢 堂々。」

開祖生誕100年のテーマである。


あの年に少年部や幼児だった子たちが、今、青年として纏を振る。

青年たちにとって、纏はおおらかな夢の象徴ともいえるのではないか。


青年リーダーが、3年間会えなかった仲間たちを思いやりながら、纏練習の手どりをする。

「久しぶりに電話がつながって、前向きな言葉が聞けてうれしい!」

と、声を弾ませるリーダー。


かつてお会式・一乗まつりで、光祥次代会長が「開祖さまはにぎやかなこと、楽しいこと、たくさんの方が喜ぶことが大好きでした」と語っている。

府中教会の纏のまわりから、弾むバレンのように活気と喜びが広がり始めた。

6/27/2023

府中教会ニュース7月号<WEB版>

府中教会の開放日(参拝可能日)や、府中教会ならではのニュースやご案内、「青年部Info」では青年部の活躍など、月一回のスペシャル情報を読むことができます。

紙面でもWEB上でも、いつでもどこでも読みたいときに開いていただければ幸いです。

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2023年7月
身を養う「食」とは
▼こちらから会長法話の全文がお読みいただけます。
立正佼成会 会長法話
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7月は盂蘭盆の月です。

ご先祖さまに供養の誠を捧げ、今あるいのちに感謝して、まずは食事の際には「いただきます」と手をあわせてまいりたいです。

合掌


▼タイトルをタッチするとファイルが開きます。

6/26/2023

『モン トレゾール(わたしの宝物)』vol.3 兄

 わたしは、仏さまの教えをもとに、出会うご縁によって心を磨いている、永遠の乙女『マリリン』です。

今回は兄と過ごしたひとときをお伝えさせて頂きます。

↓兄(長男)と私


先日、元気が出ない日がありました。

スキップしても
体操しても
ライフ(スーパー)で買い物しても
友だちとおしゃべりしても
お菓子食べても
あらゆる『元気のでる方法』を試しても元気がでなくて…

まぁ、そんな日もあるよねって
自分に言い聞かせて過ごしていました。

その夜、いつものようにお風呂へ入り、本を読んで、日記を書いていたら、出かけていた兄から電話があり

「いま、ライフ(スーパー)にいるけど何か欲しいものある?」

さっきもライフに行ったのに、あたしは即答
「お米パンとヨーグルト買ってきて!あと(ダメもとで)ビールも!!」

わたしは、兄の“かわいい妹への優しさ”に応えたく、最近のお気に入りのお米パンとヨーグルトをお願いし、そしてビールは実は買っていたけど欲しいものと聞かれたのでつい言ってしまった。 
(欲張りなあたし)

「ベーグルはいいの?ビールは重いよ」と兄、ベーグルはもうブームは去った、ビール6本ね!と言うわたし、、、笑

さて、兄が帰ってくるのをワクワクしながらも、寝たふりをして待っていたら…

ガチャ(ドアの開く音)
「ぶーにゃん!」
そう、呼ばれています。
「なに寝たフリしてんだよ!分かってんだよ!笑」

そういいながら、両手にいっぱい買い物をしてきてくれました。おねだりしたビールもちゃんと買ってきてくれて、美味しいと言っていた梅干しや、たくさんのお惣菜や食材、そして自分は絶対食べないわたしの好きなにんにくまで買ってきてくれたのです。

あたしは嬉しくて、嬉しくて、夜ごはん食べたのにもかかわらず、兄が買ってきてくれたお米パンとお惣菜などを本気で食べてしまいました。

「超食べる気満々じゃん!」という兄
少し嬉しそうだった。

食後にグレープフルーツをむいてくれて、いつもはわたしがむいていたのに、その日は兄がむいてくれて。そのグレープフルーツが甘酸っぱくて、とても美味しくて、、、泣きそうになりました。

誰かに作ってもらったものを食べて、誰かがむいてくれたグレープフルーツを食べるって、すごくしあわせだなぁってしみじみ思いました。

そのしあわせは余韻を残して、優しい気持ちで過ごすことができてます。

お兄ちゃん、いつもいつもありがとうございます!
(元気ないあたし、どこへいった?笑)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

今日のモントレゾール
♢昔から優しい兄
♢とてもしあわせな妹(あたし)
♢しあわせ充電

合掌





6/10/2023

楽しみ、味わい、語りあう──よつば会


 5月8日より新型コロナウイルスが5類に移行し、府中教会においても、法座やミーティングなど、顔を合わせ語りあえる出会いの機会をつくっています。

今回は、み教え、真理を楽しみ、味わい、語りあう大先輩の皆さんの様子をご紹介します。
府中教会で支部長や部長などを歴任された幹部の皆さまです。

語りあいのテーマ
「あなたの元気のもとは何ですか?」

長引いたコロナ禍の余波、終わらないウクライナ戦争、政治や経済の混迷など、とかく気が滅入ってしまいがちな日々。だからこそ、今年、会長先生よりいただいた「皆共に、日々感謝で目覚め、元気で生き生きと精進して参りましょう」という言葉を大事に過ごしてこられたお話をお分けいただきました。

▼元気で精進を

その場でテーマを提示しましたが、こちらの意図をすぐに汲み取ってくださり、即応で話す佼成会の大幹部さんはさすがだなあと思います。


ご法の話は私の栄養剤

はじめに語ってくださった並河位枝さんは「最近、腰を痛めてしまい、頭もクラクラするし…心が弱くなっているようで、どうも生活のリズムが本調子でない」と、沈みがちな気持ちを正直に吐露されました。
ところが、この日行われたご命日の「気づきの発表」の話に移ると、「ご法の話をきくと元気になるよね!」と、ハツラツとした声で、感動をイキイキと話されるのです。その心の切り替えが見事で、まわりを明るくしてくださいます。
「手どりは誰のためでもない、自分のため。ご法の話は私の栄養剤!」
という言葉が力強く響きました。


お役をいただき精進できた喜び

清水里衣子さんは、朝起きて、ご宝前のお給仕から始まり、自然にご供養ができること、自分でご供養ができることの有り難さを、しみじみと話してくださいました。
また、本部配信や教会配信と共にご供養をする中で「教会で導師をさせていただいたことなどを思い出すと、落ち込んでなどいられない」と気持ちをたてなおすことができるそうです。「お役をいただくことで精進できたことがうれしい」と、教会でのお役の経験がいかに貴重で、いまも宝物になっているかをふりかえってくださいました。
一年前にケガをされたことでスッキリとは体調が回復しないことを悩んでいたところ、お医者さんに「それはずっともっていくもの」と言ってもらい納得できたそうです。外に出て身体を動かすようにもなり、前向きに生活されていることを話す語り口は、思うようにならないことをも包摂するおおらかさと力強さ、年齢を重ねることの無常の真理をスッと受け入れるやわらかさに満ちていました。


手どりをとおしての内省

吉田浩子さんは、意外な切り口から日々の生活の変化を話してくださいました。朝4時頃起きて、まず洗濯機を回す。早朝に洗濯をすると電気代が夜間料金なので節約になってうれしいとのこと。その「節約話」に、ほかの皆さんが「うちもやってみよう」と興味津々。
そして、朝の過ごし方は、やはりご宝前のお給仕、ご供養、そして家庭用喜捨箱への献金。「朝夕のご供養で力をいただける!」との実感のこもった言葉をいただきました。
元気のもとは、まだまだあります。週6日、6時半から公園での太極拳に参加されていること。家の内と外をこまめにお掃除の習慣で身体を動かすことができること。
そして生涯布教者として「手どりをとおして、自身を内省できる」と言います。お相手の悩みを聞かせてもらうとき、どうすることもできないもどかしさを感じることを発露されました。そこですかさず、ほかのみなさんが「吉田さんだからこそ、お相手の方が安心して辛いことでもお話をすることができ、それでもう救われてるんですよ」と。その場にあたたかな布教者の輪が広がりました。

太極拳っぽいポーズを吉田さんにおねだり

真似てみる並河さんがたのしそう!


娘が見てくれていたこと

木原里枝さんは、ご主人と朝夕のご供養をされているとのこと。朝はご主人が導師、夜は木原さんが導師という役割分担。夕食前のご供養が習慣になり、続けることができているそうです。
そして、手どりもご夫婦の二人三脚。ご主人が組長のお役をいただいているおかげで、地道な手どりができ、そこにお供することで、人との出会いから元気をいただけると教えてくださいました。
最近うれしかったことは、地方議員としてご活躍中のお嬢様が、府中教会の幹部さんに出されたお手紙の内容。「人さまのため動いてきた母の姿を見てきたおかげで今の私がある」と母へ感謝の言葉が綴られていたそうです。


この教えを離さない

最後に、教会での会合にはご欠席された矢部賀子さんにその場でお電話をして「元気のもと」をうかがってみました。お電話の向こうで、矢部さんは、うれしそうに朗らかに語り始めました。
「木原さんのお嬢さんからお手紙をいただいて、その内容に感動しました」と、前段で木原さん自身が分けてくださったことを、お願いしたわけでもないのに証明してくださいました。
また、先月のご命日で「気づきの発表」をされた方へ、応援のお電話されたことをとおして、親から「この教えは離しちゃだめよ」と託されたうれしさを共に喜び合ったことを分けてくださいました。

感動したことはすぐお相手に伝えるみなさんに、学ぶことばかりです。

そして、天然の阿吽の呼吸とでもいうのでしょうか。
長年のご修行の賜物でしょう。
皆さんの対話のチームワークは、なんともお見事。


ご法を楽しみ、味わい、語りあう集い

全員が話し終えたところで、吉田さんが「そうそう、私、考えてきたんですよ」と。
先月の会で「この会に名前をつけませんか?」とお願いしていたことを、しっかり覚えていてくださったのです。
「会長先生の今年のご指導を受けて『元気クラブ』はどう?」と吉田さん。
なんと、ド直球なネーミング!
すかさず、清水さんが「じゃあ、私は『よつば会』がいいわ」と案を出され、なぜ「よつば」なのかはともかく、言葉のもつ豊かなイメージに一同が元気をいただいたようで、「よつば会」に決定しました。
幸運の四つ葉に肖りつつ、軽やかな気持ちで会合はお開きに。

このあと教会駐車場で記念撮影会も。
欠席された矢部さんが、急きょ撮影のときに駆けつけてくださいました。
ほんの少しの出会いでもうれしそうにされている姿を目の当たりにして、共に修行してきたサンガっていいなあと、心の底から憧れました。

駆けつけた矢部さんを笑顔で迎えるみなさん

どんなポーズがいいかしら?


これからも元気をたくさん広げてくださりそうな「よつば会」。
府中教会でのご修行の歴史や、ご自身の信仰の功徳など、たくさんうかがっていきたいです。

★「よつば会」のみなさんに、「こんなテーマで話してほしい!」
「こんな話がききたい!」などご希望がありましたら佐藤までお知らせください。

\季節の花とよつば会/