4/16/2025

つながろう──青梅練成に向かう大志

 つながろう
~動いて 喋って 食べまくろう~

楽しそうなテーマで、青年リーダーたちが企画を進める青梅練成会。



今年、5月24日、25日の日程で青梅練成道場での開催が決まり、オンラインでの打ち合わせを重ねながら、それぞれの願いを分かち合い、企画を練り上げてきた。


青年リーダーたちが青梅練成をとおして、願っていること。

それは「子どもたちに楽しんでほしい」、そして「子どもたちのお世話をさせてもらいたい」ということだった。

自分自身が子どものころ府中教会で楽しく活動してきたことを、今の子どもたちにも体験してもらいたいという思いにあふれていた。


オンラインで打ち合わせを重ねる青年リーダーたち


実行委員の青年リーダーたちは、少年部のころ、府中教会の少年野球チーム「ボンバーキッズ」のメンバーとして、野球をとおして仲間づくりをしてきた。

監督やコーチ、年上のメンバーたちに手ほどきを受け、野球の楽しさを知り、練習で汗をかいた後は、お世話役の大人たちの真心がこもった味噌汁で元気をチャージしてきた。

そういったみなさんからいただいた恩を、今度は自分たちが次の世代へ贈りたい。


昨年、青梅練成道場で開催した野球大会での心残りもあった。

昨年の「青年部Info」より(野球大会の様子)


野球の試合だけでは、野球をしたことのない子どもたちが楽しめないのではないか。

そのような問いから生まれた「野球体験プログラム」。

子どものころ楽しかったのは、キャッチボールやバッティング練習だったことを思い出した。


バーベキューも運動会も平和学習も、すべて「子どもたちの視点で楽しめる企画」を考えている。

2年前の青年の日は、
多摩川清掃のあとバーベキューも。
焼きマシュマロに集まる子どもたち☆


子どもたちがあたたかく育まれる「苗代」となるような場がここにはある。

青年リーダーたちの情熱に呼応して、支部のみなさんの協力体制が始まった。

お互いの予定を合わせながら、手どり(行事のお誘いのみならず、相手に出会いに行く取り組み)に車を出してくれたり、行き先を提案したり、共に歩んでいる。



大志プロジェクトの「ナナジ」。
2022年にスタートし、3年間の実施を経て、2025年も継続となった。

自分の発を大切に、自分らしく、信仰をたのしむ

孤独を包むサンガづくり


青年リーダーたちの大志が、今、活き活きと輝いている!

(文・写真:さとう)

4/14/2025

【短信】ちょこっと府中☆花まつり特集

花ざかりの4月、府中教会はルンビニーの園のように麗らかな季節を迎えました。
ルンビニーはお釈迦様の生誕の地です。


日曜日の4月6日は釈尊降誕会に先立ち、花まつりを開催。

満開の桜が雨の予報を吹き飛ばしたこの日、誕生仏がおわします花御堂の御前で、お稚児さんによる讃歎文奏上が元気に行われました。

お子さんによる灌仏


4色のサリー衣装から、お稚児さんがお好きなものを選びます。


お稚児さんの衣装セットと稚児讃歎文カード。

府中教会では従来のお着物のお稚児さん衣装ではなく、サリーなど、子どもさんの着心地のよいものにしています。



ピンクのサリーを選んだお稚児さん!
就学前、年長さんのお年です。
稚児讃歎文奏上をがんばりました。

うしろでは、バトンチーム(このあと披露)のおねえさんたちが見守っています。


地域に花まつりを広めたい!
という願いの「のぼり旗」


府中教会の前を通る地域の方に灌仏をしていただけるよう、昨年に引き続き門扉のところに花御堂を設定。

支部長たちが地域の方々に声かけ。
川沿いのなので通行人が少ない中、一人ひとりとの出会いを大切に、心おだやかに灌仏していただけるよう願ってお声かけをしました。


昨年も灌仏してくださったという地域の方もお立ち寄りくださいました。
(お写真は府中教会のメンバー)






府中教会を囲む桜が満開!
今年は花まつりまで、長く桜を楽しめました。

信じて仰ぐ、ということ
(門扉の掲示板)



たくさんの参拝者の前でバトンチームのダンスを披露


昨年秋の50周年式典で披露したThis is Meを再演



鼓笛隊(ザ★ティーズ)の演奏も

今年は、小学生がソロでキーボードを弾いたり、トランペットを堂々と演奏するなど、先生やリーダー達の指導のもと、この1年で格段に腕を上げました!



縁起を観じる
挑戦することで、新たな自分、
新たな世界が見えてくるのです。
(玄関の壁に掲示のご法話)

花御堂の設置、片づけは、大先輩の壮年さんたちが大活躍。




花御堂の片づけの翌日にも休むことなく、今度は府中教会の玄関先にある蓮鉢の泥の入替と蓮の植え付け作業に力を発揮してくださいました。
年齢を重ねても、奉仕作業を続けることで仏になる修行をされる先輩方のお姿があります。

仕事をとおして仏になる
「この仕事をとおして、
人びとのために役に立ちたい」
という願いをこめて
仕事に打ちこんでいくと、
その人たちは必ず
仏さまのような人になっていきます。
(玄関の壁に掲示のご法話2)



青空に輝く桜が花まつりを応援しているかのようです。


府中教会から望む桜と富士山


昨年、ドリームギフトを贈ったウクライナの子どもたちからお手紙が届きました。
(法座席の掲示板に展示中)

これからも、各ご家庭での生活実践を大切にしながら、教会の行事やイベント、教育などをとおしても、少年部のみなさんの苗代となってまいります。

(キャプション・写真:さとう)