12/15/2024

★50周年special★その4〜頼もしいキッズドラマー啓友くん〜

 11月3日に開催された府中教会50周年記念式典。

そのエンディングで鼓笛隊の一員として演奏した電子ドラムの啓友(けいすけ)くん。

入隊して間もない彼が堂々と立派に演奏する姿に驚きと感動を覚えました。





短期間であんなに上手く演奏できたのは啓友くんを指導した山原さんのレクチャーに秘密があるのでは…

ということで、山原さんにお話を聞いてみました。


山原さん

「今時の子供達はノリのいい曲を日常的に聴いているので1.2.3.4とカウントをうって

2と4の時に左手でスネアドラムを打ってね

と伝えると啓友くんはすぐに良いタイミングで打てました。

春から練習が始まりましたが暫くは鼓笛隊のお兄さんお姉さんと合同での練習はなかったので退屈しないようにドラえもん等のアニメソングに合わせて叩いてみて貰いました。

好きな曲はやはり面白がってくれましたね。

オジサンと2人きりでのレッスンでも集中が切れない才能が啓友くんには持って生まれて有ったのだと思います。


当日前に私が関われなかった事もあり本番は少しミスもありましたが、出演してくれた事が重要なので『よくやったぜ👍』と伝えました」



そして、啓友くんのお母さんにも感想をいただきました。

啓友くんのお母さん
50周年記念式典は鼓笛隊の練習・発表を通して、長男・啓友の成長と変化が沢山見えた1日でした。

今まで自主的に習い事をした事がない啓友でしたが、ティーズ(府中教会の鼓笛隊)のお楽しみ会をきっかけにドラムに興味を持ち、入隊させて頂きました。

練習に参加すると、啓友の行動に色々と口を出したくなる自分に気づきました。

もっとこうしたらいいのに、やる気があるのか?

と足りない所ばかりが目についてしまいます。


そんな中、ドラムの山原先生はとても優しく、とにかく褒めて教えて下さいました。

啓友の全てを◯と見てくださる教え方に感動し、自分の見方は間違っていたと反省しました。

その後は、鼓笛隊OBである夫も、真島先生に推されてトランペットで参加させて頂くようになり、練習日は、2人で参加するようになりました。


本番までは、夫から練習の様子を聞いて知る、という日々でした。

啓友は上手になったよと聞いても、親の贔屓目では?と内心信じられない自分がいました。

そして本番当日。

私はてっきり山原先生と一緒にドラムを演奏するものだと思い込んでいたので、啓友一人で座っているのを見て、とても驚きました。


鼓笛隊に入隊して間もなくは、練習だけならいいけど、人前に出て演奏する事は拒否していて、『失敗したら怒られるんでしょ』と自信が無さそうに言っていた啓友の姿からは想像出来ない、堂々とした演奏に涙が出そうになりました。


振り返ると、自分の心配や不安が啓友に伝わってしまっていたのだと思います。

鼓笛隊の先生と仲間達は、啓友を温かく見守り、励まし導き成長の種を大事に育てて下さいました。

お陰さまで、式典当日にきれいな花を咲かせる事が出来たのだと感謝の気持ちで一杯です。


その姿を見て、沢山の人々の心を動かした啓友がとても頼もしく誇らしく思います。

鼓笛隊の皆様を通して、明るく、優しく、温かな眼差しと言葉かけの実践の大切さを再度認識し、学ばせて頂きました。

つい甘えが出てしまう家族に対して、上記の事を心がけて生活実践していくことを心新たにお誓い致します。

この度は貴重な体験を本当にありがとうございました。

今度とも、親子共々宜しくお願い致します!」



啓友くん、すばらしい演奏をありがとう。

参加してくれてうれしかったです!

(空のカケラ 歌担当 吉沼)


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