11/19/2024

★50周年special★その2~一歩から広がる「ふちゅーむ対話」~

 11月1日と3日の2DAYSで開催された「府中教会発足50周年式典」

式典をとおして出会った喜びの余韻を味わいつつ、50周年special記事で、冷めやらぬ感動をお届してまいりたいと思います。

   ☆☆☆

あたたかい先輩方に育てられた青年たちが、3日の講演会では明るく元気に活躍する姿を見せてくれました。

その一つが「ふちゅーむ対話」です。

周年実行委員の古山華代さんが中心となって企画、準備を進めてきました。

5人の学生たちが「スピーカー(話者)」となり、講演くださった作家の荒川祐二さんとの対話の時間をいただきましたが…

本番に至るまでには、華代さんの様々な葛藤がありました。


当日、荒川さんとの対話の様子



そんな華代さんが作成して、スピーカーの学生たちへの説明に使用したプレゼン資料にそって、準備の様子をご紹介します!

スライド00

9月後半。お会式・一乗まつりの練習に来ている学生に、ふちゅーむ対話の説明をするため、教会にPCを持って来てくれた華代さん。
学生たちは真剣に画面を見て説明を聞いていました。


スライド01

当日は8:15集合で打ち合わせ、準備の上、みんなで荒川さんのお出迎えをさせていただきました。


スライド02

「ふちゅーむ対話」は40分間のガチンコ一本勝負。


スライド03

ところで、荒川祐二さんって?
スピーカーの学生全員が荒川さんの著書『半ケツとゴミ拾い』を読み、荒川さんとの出会いに向かいました。


スライド04

ふむふむ、「ふちゅーむ」対話のイメージはつかめたかな。
(スピーカー代表は4人から5人に増えました!)


スライド05

質問を考えるための2つの軸を設定!
質問に悩んじゃっても華代さんが丁寧に相談に乗ってくれます。



スライド06


本番1週間前にリハーサルもありました!

↓リハーサルの様子がこちら
リハでは、元青年(!)のお二人に荒川さん役と学生役の”代役”をお願いしました。



スピーカーとして登壇した学生の感想をご紹介します。

 今回、ふちゅーむ対話のスピーカーのひとりとして参加させて頂きました。
荒川さんへの質問で、嫌がらせをしてきた人たちは何故そんなことをしたのかという問いに対して、嫌がらせをする人たちは現状を変えようとせずに、変わろうとしている人を潰そうとしたいからだと答えて頂きました。さらに講座全体を通じて、そういう人たちはやればできてしまうこと(今回の場合はゴミ拾い)を恥じらいや怠けなど、様々な心の作用からできないのだろうと思いました。動機がどうであろうと、続けることは大変な事だし、まして嫌がらせなんて受けてしまえばやり続けることはとても辛いことだと思います。
 しかし、人との繋がりや、決意がそれを可能にさせるものであると講演でよく理解しました。また、そんな中頑張ってきた自分を褒めてあげることも大切だとも気付かされました。
 私は今受験生で、国公立大学を目指しています。国公立の一般は3月まで続くし、受験科目も多くて諦めてしまう人もかなり多く、さらに推薦で受かって既に進路が決まった人もたくさんいます。正直ここまで⾧期間辛いと思うことはありませんでしたし、自分も投げ出したくなる時も沢山ありました。でも、今回の講座でここまで支えてくれたたくさんの人のありがたさを改めて感じられたし、頑張った自分を褒めてあげてもいいんだって思えました。それを胸にここから先も頑張っていきたいです。今回はありがとうございました!
(高校3年女子)

 


最後に、実行委員として当日はファシリテーターを務めた古山華代さんの感想です。

  今回50周年の青年部のリーダーとして実行委員会に入らせていただき、皆様に本当に支えていただきながら11月3日の式典を作り上げることができました。計画をしていく中で1番悩んだのは、対話のスピーカーのお役の子を選ぶ時でした。前に出て話すなんて恥ずかしくて出てくれないだろうな…と先入観を持っていたので、誘うことに対して後ろ向きな気持ちでした。それでも声をかけてみると前向きに考えてくれる子ばかりで、小さい頃から知ってるみんながいつの間にか大きくなったことを感じ、それだけで胸がいっぱいになる思いでした。

 リハーサルをするまではどんな雰囲気の式典になるかイメージがあまりできなかったのですが、スピーカー5名の個性光る自己紹介を聞いて、本番は大丈夫だ!と確信できました。当日も本当に素晴らしい質問をしていて、私自身とても勉強になりましたし、あの時間は道場にいたみなさんと一緒に学ぶことができた本当に素敵な時間だったと思います。今回一歩踏み出して対話に参加してくれたスピーカーの5名にも、見えないところで一歩踏み出して50周年の式典を作り上げたくださった人にも本当に感謝いたします。51周年目に向けてまた踏み出して、出会って、自分も相手も好きになれる輪を広げていきたいと思います。

(こやまはなよ)


リハーサルの合間にパチリ

11/18/2024

一着の服が生み出すぬくもりで、希望を届けませんか?


 冬服寄付の詳細

  • 寄付収集期間:11月15日から12月15日
  • 収集場所:立正佼成会府中教会 収集BOX

冬の訪れは、寒さだけでなく、人々の生活に大きな試練をもたらします。特に防寒具が十分に揃わない方々にとって、冬は厳しい現実との闘いです。立正佼成会府中教会の一食推進委員会では、地域に暮らす海外留学生や生活困窮者の方々を支えるため、フードバンク府中と連携し、冬服の寄付を募っています。この取り組みを通じて、必要な人にぬくもりと安心を届けることが目指されています。


冬服を必要とする方々の現状

寒さが本格化する冬、私たちは厚手のコートや暖房で寒さをしのぎます。しかし、この「当たり前」の選択肢を持たない人が多くいることをご存じでしょうか。

  • 海外留学生
    異国での生活は、文化や気候に慣れるだけでも大変です。さらに、日本の冬の厳しい寒さに対応するための防寒具を購入する経済的余裕がない留学生も多くいます。彼らにとって、温かい衣類は単なる物ではなく、安心して生活するための「必需品」です。
  • 生活困窮者
    低所得の家庭や支援が必要な高齢者にとって、冬は暖房費や防寒具の負担が重くのしかかる季節です。十分な防寒具がないまま寒さに耐える人々の健康を守るため、私たち一人ひとりの助けが必要です。


喜ばれる冬物とは?

寄付された衣類は、直接支援を必要としている方々に届けられます。どのような冬服が特に喜ばれるのかをご紹介します。

  • ダウンコートや厚手のジャケット
    寒風をしのぎ、屋外での活動も可能にする最適なアイテムです。防寒性能が高いため特に喜ばれます。
  • セーターやカーディガン
    軽量で重ね着に便利。室内外問わず使用でき、汎用性が高いです。
  • 手袋、帽子、マフラー
    体の末端が冷えやすい冬、これらのアイテムは手軽に暖かさを補えるため、特に重宝されます。
  • フリース
    普段使いのできる、寒さをしのぐ重要なアイテムとして需要が高いです。

寄付する衣服は新品である必要はありません。使用感があっても清潔で状態が良ければ問題ありません。誰かにとっての「不要なもの」が、新しい持ち主には「大切な宝物」になるのです。


寄付は簡単です。ご家庭のタンスやクローゼットに眠っている冬物を確認し、必要なくなったものを持参するだけで、どなたでもこの活動に参加できます。


冬服寄付でつながる心

寄付は単に物を渡す行為ではありません。それは、困難な状況にいる人々に「自分は一人ではない」という安心感を与える行動です。温かい衣類は、寒さを防ぐだけでなく、寄付されたという事実そのものが、受け取る人に勇気と希望をもたらします。


「あなたの一着が、誰かにとって冬を乗り越える力となります。」


この冬、あなたの思いやりが地域に広がり、必要な人々に笑顔を届けます。ぜひ立正佼成会府中教会での寄付活動にご参加ください。誰かの生活を支える温かな奇跡を一緒に作りましょう!


一食推進委員会委員長

11/06/2024

【短信】ちょこっと府中★50周年special★その1(2024年10月~周年式典の舞台裏)

50周年のこの年にこそ届けたい。
月刊「府中教会ニュース」の2ページからはみ出た日々の出来事をちょこっとずつ。

おかげさまで、府中教会発足50周年記念式典を11月1日と3日の2Days開催で、無事に執り行うことができました。
会員のみなさま、地域のみなさま、そして、こちらをお読みくださっているみなさまに、心より感謝申し上げます。


今回の「ちょこっと府中」は、周年式典に向かう様子と、当日の【舞台裏】を中心に、★50周年special★その1として、ちょこっとずつお送りします。

周年式典当日のオモテ舞台の様子や、10月20日のお会式・一乗まつりでの府中青年の活躍などは、別記事でお届けする予定です。


\祝・府中教会発足五十周年式典/


<2024年>

◆10月3日 万灯奉納
5年ぶりのお出ましです。
設置くださった儀式スタッフのみなさま、壮年さん方、ありがとうございました。
翌日4日の開祖さま入寂会に向けて、開祖さまの御尊影が見守る堂々とした万灯です。

万灯といえば、日蓮聖人です。


◆10月5日 まとい奉納
お会式・一乗まつりに向けて、まといをお磨きして、全基、奉納しました。
今年の一乗まつりでは、多摩支教区の隊列、学生の輪に府中教会のまといを出しました。


◆10月5日 周年お願い参り
教会役員が50周年お願い参りとして本部発祥の地を参拝。
開祖さま、脇祖さまが立っておられます。

5日、10日、15日はお山の参拝ができます。
(お山では晩年の脇祖さまが過ごされました。)


◆10月23日 大掃除
周年記念式典で、会員のみなさまを気持ちよくお迎えできるよう、特に窓を集中的にピカピカに。
教会がさらに明るくなりました!


玄関の寄せ植えも、お得意な方のご奉仕によりリフレッシュ

夏のあいだに劣化してしまった外掲示板の内壁材もリフレッシュ。
なんと、使わなくなったホワイトボードのリメイクです!!


◆周年準備着々と

風船でデザインして・・・

\ジャーン/
周年式典当日は、記念撮影の人気スポットでした!

開祖さまの御真筆「異体同心」のもと、
キャッチコピー
「一歩から広がる、出会う、好きになる。」



◆10月27日 記念講演リハ&前日準備など

【27日リハ】
本番1週間前、オープニングの歌は本番さながら。

夏頃から、ピアノとの合わせ練習を重ねてきました。

壮年さんによるプロ仕様の音響技術に助けられました。


【27日リハ】
バトンBGM「This Is Me」の音源は音響の壮年さん作
ダンスの振り付け、ライトアップシナリオは
バトン責任者の女子部さんによるもの


【前日リハ】
綿密なライトアップシナリオに沿って、
フォロースポットライトを操る担当。


◆11月3日 本番【舞台裏】

フォロースポットライトを高く!

記録用のカメラの三脚も高く!
(高さを作れない舞台でもよく映る工夫)


もちろん、国旗・会旗は高く!


本番前の練習で心合わせ

お隣のNEC様に駐車場をお借りしました。
ありがとうございました。

教会駐車場のお役の方も万全のお迎え体制

受付テントでも用意万端

場内では、音響・マイクなど最終チェック

ご宝前(舞台)裏のモニター
緊張の様子が伝わってきます。

来賓接待はチームワーク抜群

美しい和菓子(フラワーおはぎ)

会員のみなさまが参集するなか、ゲストをお迎えし、いよいよ11月3日本番スタート!

ご講演くださったのは、この方!
作家 荒川祐二さんです。
(写真はオンライン打ち合わせの様子)


(キャプション・写真 佐藤)


ちょこっと府中★50周年special★その1
本番直前【舞台裏】の様子はいかがでしたか?
「その2」もお楽しみに。

10/31/2024

府中教会ニュース11月号<WEB版>【祝・発足50周年special】

11月1日は、府中教会発足記念日です。

10時より府中教会道場にて、50周年記念式典が行われます。


どなたでもご参拝いただけますので、どうぞお越しください。

お待ちしております。



プログラム
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──DAY1──

11月1日(金)10時より

読経供養
啓白文奏上
府中教会50年の歩み(映像)
体験説法 元総務部長・元支部長 木原里枝
功労者表彰
教会長挨拶
ありがとう∞感謝の木 除幕式


──DAY2──

11月3日(日祝)10時より

オープニング
来賓紹介
講演  作家 荒川祐二様
「一歩から広がる、出会う、好きになる。」
ふちゅーむ対話
謝辞
エンディング ~ This Is Me ~ 空のカケラ ~
ザ・ティーズ

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11月号の会長先生ご法話は

出会いが育てる
──敬する心・恥じる心①


すべての出会いが敬する心を育てる栄養です。

仏さまに拝まれている自分の尊さを自覚し、先輩さんから、青年さんから、お子さんから、身近な家族から学び、長所・美点を称え、見習って参りましょう。

50周年記念式典と、開祖さま生誕会の11月は、「ありがとう」の言の葉でいっぱいにして参りたいと思います。


下の青い文字をタッチするとPDFファイルが開きます。

府中教会ニュース11月号


──今月の記事──

▶11月会長法話
 出会いが育てる
 ──敬する心・恥じる心①

会長法話全文はこちらから


▶50周年実行委員メッセージ
大きなけやきの木の下で・・・出会いましょう
(支部長:座間透江・古山侑里)

▶11月府中教会開放日

▶フォト
 10月4日開祖さま入寂会 万灯奉納




▶ご案内
11月1日・3日 周年記念式典
11月15日 開祖さま生誕会

青年部Info(青年部月刊ニュースレターVol.36)
※2ページめに続けてあります。

▶11/3(日)に青年部が「空のカケラ」の生歌と鼓笛演奏、「This Is Me」でのバトン演技を披露します!


【曲紹介】

──空のカケラ──

(青年部長 吉沼啓二朗)

音楽家の赤澤大輔さんとの出会いから府中教会のオリジナル楽曲を作ってみたい! という思いが沸き起こり、青年リーダーを中心に楽曲のイメージや歌詞の内容を話し合いながら進めてきました。

川沿いの桜がきれいに舞う教会で仏さまの教えを浴びながら育ってきた青年たち。

幼少の頃からボンバーキッズやザ・ティーズなどの活動を通して絆を育んできました。

そんな仲間たちと泣いたり笑ったりしながら学び合い、互いを認め合いながら共に成長してこれたのだと思います。

振り返れば、そこにはいつも必ず府中教会の皆さんがいてくれて温かく見守りながら、道を示してくれていたと実感しています。

今回50周年を迎えるにあたってそんなことを思い描きながら、教会の皆さんへ改めて「ありがとう」を伝えたいという青年の気持ちを歌詞に込め、赤澤さんに楽曲をつけていただきました。

「宇宙に存在する全てのものはどんなに小さなカケラでも、なくてはならないかけがえのないものだ」と気づかせていただき、教えてくださった皆さまへ感謝の思いを込めて精一杯歌います。

11/3はぜひ生歌を聞きに来てください!



──This Is Me──

(ザ・ティーズ バトン責任者 鈴木沙衣子)

今回私たちが演技する曲は、2018年に公開された、かの名作品「グレイテスト・ショーマン」の主題歌です。

この映画では、「世間から、お前には愛される価値がない」と言われても、自分を愛し、自分に自信を持つことが大切だと強調する、とても強烈な主人公の歌物語になっています。

今回府中教会50周年を迎えるにあたり、私たちは「ありのままの自分を好きになる」ということをモットーに練習してきました。

できない時はそんな自分を認める、ここまでできた自分を称賛してあげる、

そのようにまずは初心に返り、自分の心を思い直すことが大事だと感じました。

府中教会50周年キャッチコピー

「一歩から広がる、出会う、好きになる」

この言葉を受け、まずは府中教会の一員である私たちが最前線に立って、「これが私!」と自己を肯定していきます。

いま、疎外感を感じている方々を勇気づける、そんな曲となっています。

私たち一人一人が主人公です。

ぜひ、曲の意味と合わせて、私たちの演技を見てください。

ザ・ティーズ(バトンと鼓笛)の練習風景