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12/11/2023

『モン トレゾール(わたしの宝物)』vol. 5 シニアメイクセラピー

わたしは、仏さまの教えをもとに、出会うご縁によって心を磨いている、永遠の乙女『マリリン』です。


12月号の『やくしん』にて

「シニアメイクセラピー」の記事がありました。


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『やくしん』とは

毎月20日に発行される『やくしん』は、72頁オールカラーで、立正佼成会を創立された開祖さまのご法話や会長先生の法話録、その他にも様々な聖人、賢者、著名人の方の特集や、子育てママさん応援記事など、読み応えのある一冊となっております。携帯を見るかわりに『やくしん』をパラリと開いたら、笑いあり、涙あり、宝物のことばに出逢える、かもしれません。

定期購読でお申し込みや、個別でのお申し込みもできます。(個別でのお申し込みの際は別途送料がかかります)

https://kosei-shuppan.co.jp/yakushin/order/

やくしん注文 でも検索できます。

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「シニアメイクセラピー」とは、『やくしん』65ページに掲載されている方が作られた言葉で、高齢者の方に化粧療法(メイクセラピー)、心理療法である回想法、そしてアロマオイルを使った芳香療法の三つを用いて、身も心も元気になっていただこうというもので、入居型、通所型の施設などを訪問し、ボランティア活動を行っているそうです。


これを見て、これだ!みたいな衝撃というかワクワク感が湧き起こり、入院中の母へやってあげたい!って思いました。


本格的なメイクはできなくても、髪の毛をとかしたり、手がシワシワと言っていたのでハンドクリームでもぬってあげたいなぁと色々想像がふくらみました。


土曜日、いつもの面会の時間

櫛とヘアクリーム、ハンドクリームを持って、いざ母のもとへ!!ワクワク⤴︎

マリリンセラピーグッズ


が、しかし…

この日の母は、わたしのワクワクを吹き飛ばすかのような、珍しく機嫌が悪かったのです。


最近は穏やかな母をみていたので、ちょっと驚きと、メイクセラピーどころじゃないわねと怖気付いていました。


いや、けどね、せっかく櫛もってきたからここでやめるのもなと思い、母の機嫌が悪い原因を聞きながら髪の毛をとかしてみたところ、、

すると、フワフワな髪の毛、こんなに柔らかい髪だったかなぁと感じたり、「髪、フワフワだね〜」と言ってみたり、痩せて小さくなった背中がなんとも…言葉にならない気持ちになりました。


相変わらず怒っていたけれど、ハンドクリーム塗ろうとしたら袋の絵に笑ってくれて、たっぷり塗ったハンドクリームを自分の手でこすりながらクリームを浸透させていた仕草が、なんだか懐かしい光景でした。




柔らかくなった母の手を握りしめて、一緒になって文句言ったり、相変わらず気が強いねぇなどと言って笑ったりしているうちに、あっという間に時間となってしまいました。


また来るからね!と手を振って帰りました。お別れした後に、すごく切ない気持ちになるけれど、この日はメイクセラピーしたせいなのか?私の心がとても満たされて、温かく潤っているのを感じました。

(すごい!私自身にセラピー効果あり)


お家に帰ってから、今日の母の様子を父に話すと笑いながら、(機嫌が)いい日もあれば悪い日もあるだろうと言っていました。


確かに…そうだよね、そういう日もあるよね。なんか納得。


後日、教会長さんより「相手の思いを聞かせて頂く」というお話をされており、あぁ、わたしはあの日母の思いを聞かせて頂けた日だったんだぁと嬉しくて、泣けました。


今度はどんな話を聞かせてくれるのかな。

どんなことも、どんな話も受け止められる私でありたい、そんな願いをコラムに込めて。。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

合掌


母のいる病院の大樹


細胞レベルで心うるおう『やくしん』


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